お金がない人は手っ取り早く稼ぎたい、短時間で稼げる仕事は何かといろいろ探すと思います。

 

アルバイトや不用品売買などはお金が手元に入るまでに時間がかかってしまいます。報酬もものすごくいいというわけではありません。

 

そんな中、大金を稼げる仕事が闇バイトです。今回は闇バイトの種類や、処罰について紹介していきます。

闇バイトとは？

闇バイトとは一般的に表には出てこないバイトで報酬が高額であることが特徴です。

 

あまり知られていない仕事なので肉体的・精神的にキツイものであったり、法律に反してしまうバイトも存在します。

 

人がやりたがらない仕事をすることで大金を稼ぐことも可能です。

 

もちろん合法な闇バイトも存在しますが、犯罪に関わってしまい罪に問われる危険性もあるので十分見極める必要があります。

​​主な闇バイト

一体どんな仕事が闇バイトに値するのかピンとこない人も多いでしょう。

 

聞いたことがあるような仕事からマイナーな仕事まで以下に主な闇バイトを5つ説明していきます。

詐欺の受け子

テレビのニュースなどで、受け子が捕まったなどとよく話題になるのが、詐欺の末端に属する受け子です。

 

詐欺の首謀者は、自身が逮捕されるのを防ぐために被害者との直接の接触を避けようとします。

 

その被害者との接触に使われるのが受け子で、目撃情報や防犯カメラなどによって顔が記録され、捕まるリスクが高いです。

 

詐欺だと分かっていて受け子をする人もいますが、中には何も聞かされないまま受け取りだけをして、知らぬ間に犯罪に加担していたという例もあります。

 

受け子の報酬は受け取った額によるので、通常の仕事では稼げないような額を一瞬で稼ぐことが可能です。

アポ電強盗

オレオレ詐欺や振り込め詐欺などと同じくアポ電強盗という詐欺が存在します。

 

アポ電とは「アポイントメント電話」の略で事前に親しい間柄の人間を装い電話をかけ、家にお金はいくらあるのか、１人暮らしなのか等の情報収集をし住所を特定後、家主の留守中に家に押し入り強盗するというものです。

 

電話は固定電話にかかってくることが多く、特に高齢者を狙ったものが後を絶ちません。

 

電話をかけて情報を聞き出すだけという闇バイトであっても詐欺に関わることになります。

違法物の運搬

薬物や密輸したものなどを買い手に届けるために、トラックの運転手を闇バイトで募集しています。

 

違法物は所持しているだけでも罪に問われるので、もし運搬中に検問や職務質問などで車やトラックを止められてしまうと、ほとんどの場合見つかってしまいそのまま逮捕ということになりかねません。

 

運よく指定の場所まで運搬し終えたら高額な報酬を手にできます。

携帯電話の契約

携帯電話を第三者に販売することで、報酬を得られる場合があります。

 

携帯電話の契約をする際には、個人情報が必要になり、一人で複数の携帯電話を作成することは難しいです。

 

そのような背景から、犯罪に使うための電話を入手するために、携帯電話を購入する人もいます。

 

報酬も高額なことが多いですが、自分で契約した携帯電話が犯罪に使われる可能性や、携帯電話会社から高額な使用料の請求が契約者に対して行われることもあるので、注意が必要です。

通帳の販売

携帯電話の契約と同様に、複数の口座を持ち通帳を所有することは一般的ですが、販売した通帳はほぼ間違いなく振り込め詐欺などに使われます。

 

詐欺の首謀者は、基本的に自身の身元は明かさないので、自ら通帳を作りそれを詐欺に使うことはしません。

 

闇バイトでは通帳売りませんかといった謳い文句で募集されているので、お金がない人は飛びついてしまいそうになりますが、数万円で人生を棒に振らないよう注意しましょう。

闇バイトの探し方

闇バイトはあまり知られていない仕事なので求人誌などには載っていません。

 

では闇バイトをしている人はどこで情報を得ているのでしょうか。闇バイトの探し方を以下に3つ紹介していきます。

Twitter

SNSが普及している現代ではTwitterを使って募集をかけていることがあります。

 

ハッシュタグを使って検索すると高額なバイトが比較的簡単に見つけられるでしょう。

 

SNSは匿名で登録している人も多いためすぐにお金が必要な人に声をかけ、安易に闇バイトに手を出すと犯罪の手助けをすることになり、一生罪の意識に苛まれることもあります。

半グレからの紹介

半グレとは暴力団のように決まった規律がなく、一般人と同じような法律の適用をします。

 

そんな半グレと関わりを持ってしまうと、意図していなくても闇バイトを強要されます。

 

もし半グレ集団に身分証などを提示していればそれをネタに仕事を強要され、逆らうと見せしめに遭うなどの危険性があるでしょう。

 

高額報酬だけに飛びつかず十分に検討することが必要です。

掲示板サイト

SNSと同じように掲示板のサイトにも闇バイトの募集があります。

 

匿名性の掲示板にお金が欲しいというような投稿をしている人に接触して闇バイトを持ち掛けます。

 

仕事の内容を説明されず、高額報酬だけに魅力を感じ引き受けてしまうと後戻りできないこともあるのでよく考えましょう。

闇バイトでテレグラムを利用する理由

テレグラムとはLineやTwitterのようにメッセージをやり取りできるツールで、匿名でも可能です。

 

しかし、LineやTwitterはやりとりの履歴が残ってしまいますが、テレグラムは設定次第で履歴を消すことができます。

 

闇バイトについてのメッセージのやり取りは履歴があれば摘発される恐れがありますが、テレグラムは高度な暗号化をすることによってメッセージを盗み見られないようにすることが可能です。

 

従って闇バイトのやり取りはテレグラムで行われるのです。

闇バイト経由で捕まる人が多い理由

ニュースなどで詐欺の受け子が捕まったなどといった事例が後を絶ちません。

 

受け子のような末端の人間が捕まることは多いですが、そこから首謀者を探し出し逮捕するというのはそう簡単ではないようです。

 

なぜ闇バイトで捕まる人が多いのでしょうか。

警察が闇バイトの監視をしている

闇バイトで受け子や運び屋をする人は首謀者にとってはただの捨て駒であり、指示を出すだけで顔や名前などの個人情報は絶対に教えません。

 

警察は捕まえた末端の人間から首謀者をあぶり出そうとして、闇バイトが行われる場所などの監視をするため新たな受け子や運び屋が逮捕されます。

受け子など実際に対面する役が多いため

首謀者から指示をもらった受け子は実際に被害者と対面することが多く、目撃情報や防犯カメラなどにより顔が記録されてしまいます。

 

闇バイトで募集されるのは末端部分なので、必然的に被害者との距離が近く、捕まる可能性が高いです。

慣れていないため

闇バイトをしようとする人は経験が浅いか初心者が多いです。

 

そのため、受け子などの仕事に慣れていないためおどおどしてしまいがちになります。

 

サラリーマンのようにスーツを着こなせていないことで、職務質問されて逮捕される場合もあります。

まとめ

今回の記事では、高額報酬を得られる闇バイトの種類や探し方などをご紹介しました。

 

闇バイトは特別なルートで見つかるだけでなく普段私たちが触れる身近なツールからでも探すことができ、思っている以上に身近な存在です。

 

しかし、闇バイトは違法な場合も多く高額報酬という謳い文句だけにつられて、関わってしまうと人生を棒に振りかねます。

 

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