メルカリでは、古いお金やコインが取引されていたことがありました。古い紙幣やコインは、現在は手に入れることができないものなので、コレクターにとってはとても魅力的なものでしょう。

しかし、現在はメルカリでお金を販売することはできなくなっています。

では、金券であればメルカリで出品できるのでしょうか？この記事では、現金の代わりとして使われる金券の換金についてまとめています。

メルカリでお金は販売できない

メルカリでは、禁止されている出品物を一覧にまとめています。出品禁止とされている一覧のなかには、「現金・金券類・カード類」と記載されています。

このことから、メルカリではお金の販売ができないことが分かります。

概要には、「有形/電子を問わず、金銭と同等に扱われるもの全般を出品できない」と記載されていますので、電子マネーや仮想通貨も出品できません。もしこれらを出品してしまった場合、メルカリでは利用制限がかかる、商品が削除されるというような措置が取られます。

メルカリでお金を販売が禁止の理由

メルカリでは、以前現在使われている紙幣が、額面以上の価格で販売されるという問題が発生しました。

これにより、メルカリ事務局では、お金の販売に関して厳しく規定を設け、現在はお金の販売が禁止となっています。では、なぜ現金が販売されたことで問題が発生したのでしょうか。

クレジットカードの現金化にあたるため

クレジットカードで購入した商品を売却して、現金を受け取る方法をクレジットカードの現金化と呼んでいます。メルカリでお金を販売する行為は、これに該当するとされていることからお金を販売することは禁止されています。

現在は発行されていない紙幣、使われていない紙幣であればコレクションとして集めているという捉え方もできますが、希少価値の高いものではない現在使われている紙幣だと、そのように捉えることができません。

マネーロンダリングの可能性があるため

犯罪によって得られた資金を、その出所を分からないようにするために送金や大口寄付などを行い隠すことがマネーロンダリングです。

メルカリでお金を出品している場合、そのお金の出どころはどこなのかということが明確でないということもあり、犯罪で得られたお金ではないかと疑われても仕方ありません。そのような可能性があるということから、出品は禁止されています。

犯罪幇助に当たる可能性があるため

犯罪によって得られたお金を隠す手助けをしている人が出品をしている可能性があるという場合もあることから、メルカリではお金を出品することが禁止されています。

また、メルカリ自体が犯罪幇助として認定される可能性もあるでしょう。

メルカリで販売できる金券類とは？

金銭と同等に扱われるもの全般を出品できないとなっていますが、メルカリでも売ることができる金券類があります。

金券類の出品可否についてまとめられているページをみると、金券類の出品についてルールが記載されていて、どのような金券類なら出品可能なのかが分かります。ここでは、メルカリで販売可能な金券類をまとめておきます。

QUOカード

QUOカードは、メルカリで出品可能となっている金券です。ドラッグストアや本屋さん、コンビニエンスストアなど様々な店舗で使うことができるので、売れやすい金券です。

また、QUOカードは、企業がオリジナルデザインで作成したものや、キャラクターデザインなどの限定カードもあるため、このような限定カードの場合は、高値で売れることも多いです。

切手

切手もメルカリで出品することができます。ただし、単位が「円」となっている切手は出品することができません。単位が「銭/圓」の切手、外国の切手、使用済みの切手に関してのみ出品が許可されています。

古い切手を集めているコレクターや、外国切手が欲しい人などが購入しています。記念切手の場合で、単位が「円」となっているものに関しては、使用済みであれば出品できます。

テレホンカード

テレホンカードは、メルカリで出品可能となっています。テレホンカードを使う機会は減ってきていますが、昔のテレホンカードでオリジナルデザインや、貴重なデザインのカード、昔のアイドルのカードなどもあることから、このようなものが売れている傾向にあります。

図書カード

図書カードもメルカリで出品可能です。ただし、新型コロナ対策で配布された大阪府の図書カードに関しては出品不可となっていますので注意してください。また、図書カードは2016年から「図書カードNEXT」という商品名で販売されていて、これに関しては使用期限があるので注意しなければいけません。

お金がすぐに欲しい場合は？

急な出費でお金がすぐに必要という場合、どのようにすれば現金をすぐに受け取ることができるのでしょうか。現金をすぐに受け取る方法をまとめておきます。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

使用しているクレジットカードにキャッシング枠がついている場合は、クレジットカードで現金を借入することが可能です。

クレジットカードを申込した際に審査されてキャッシング枠の金額が決定しますが、後から増枠することもできるので、増枠をして現金を借りることもできます。

ただし枠を増額する際は審査が必要です。キャッシング枠とショッピング枠が別々に設定されている方が、借りることができるお金が多くなります。

公的融資を利用する

国や地方自治体などの公的機関では、融資を行っています。民間企業に比べて低い金利で融資を受けることができるため、民間融資よりも利用しやすいと言えるでしょう。また、長期間にわたり借り入れできることや、据置期間が用意されていることなどがメリットとされています。

公的融資を受ける場合は、必要書類を揃えて審査を受けなければいけません。また、審査が厳しく手続きまで時間がかかってしまうので、簡単に現金を受け取れるわけではないというデメリットがあります。

自宅にあるギフト券を換金する

自宅にあるギフト券があるなら、現金化することができます。全国百貨店共通商品券や、JAFグルメカード、JCBギフトカード、グルメ券、JTB旅行券など金券ショップで買取してもらうことができます。

買取率は店舗によって異なるので、できるだけ換金率の高いお店を探して換金するのがおすすめです。ギフト券の換金は、手軽にできてすぐに現金化できる方法と言えるでしょう。

ギフト券を換金したい場合は買取デラックスを利用しよう

今すぐお金が必要という場合、手持ちのギフト券を換金するという方法があります。自宅にあるギフト券は、買取デラックスで売りましょう。

買取デラックスでは、Amazonギフト券、Appleギフト券、楽天ギフト券、NANACOギフト券、Googleplayギフト券などを買取しています。買取率は日々変化していて、最新の買取率を確認するためには、公式サイトをチェックする必要があります。
買取後の振込手数料が無料なので、買取金額をそのまま受け取ることが可能です。WEBから24時間365日買取の申し込みができるので、ギフト券を換金したい場合は、買取デラックスを利用してみてはいかがでしょうか。