Prime Nowの特徴やメリットについて紹介してきましたが、ここからはPrime Nowを利用する上での注意点やデメリットについて紹介していきたいと思います。
品数が少ない
Prime Nowで配送する事が出来る商品は6万点と言われていますので、品数が少ないという事はないだろうと思ってしまうかもしれませんが、Prime Nowは近くの配送センターから発送されるという都合上、その配送センターに在庫がなければ注文する事が出来ません。つまり全ての商品が万遍なく常に購入できるラインナップではないという訳です。
年会費4900円(または月額500円)で入会できるAmazonプライム会員に登録すると利用可能な『Prime Now』というサ超高速配送サービスをご存知でしょうか。Amazonで購入した商品が1時間または2時間で届くというサービスで、急いでいてすぐ手元に商品を配送してほしい時に重宝されるサービスです。
この記事ではPrime Nowの使い方や利用料金についての紹介と、メリットデメリットを分かりやすく解説していきたいと思います。利用できる時間や専用アプリを使った注文方法などがあり、通常のAmazonで購入する方法とは微妙に違いますので、しっかりとPrime Nowの利用方法をマスターしておきましょう。
Prime Nowとは
サービス名からも分かるようにAmazonプライム会員限定のサービスであるPrime Nowは、エリア限定という制限はあるものの、生鮮食品や生活雑貨などを含めた最大6万点の商品を注文から最短1時間以内で届けてもらえるという革新的なサービスです。
Prime Nowの使い方や特徴についてまずは以下で理解しておくべき点を紹介していきます。
利用料金
プライム会員はAmazonで買い物をすると配送料金は無料です。日時を指定しても次の日配達をお願いしても特典により配送料は幾らの買い物であっても無料になります。Prime Nowは急に必要になったものを最短1時間以内に配送してくれるというとても便利なサービスではあるものの、全ての商品で対象サービス特典を得られるという訳ではありません。
まず注文金額2500円以上という制約があります。2500円以下ではPrime Nowを利用する事は出来ませんので。、食料品や日用雑貨などはある程度まとめて頼む必要があるという訳です。
利用料金に関しても別途必要になるケースがあります。まずはプライム会員特典ですから、年会費4900円または月額500円の支払いが必須です。更にPrime Nowは以下の2つの配送便を選択する事で料金が変わってきます。
2500円以上の商品を1時間以内に配送してくれる1時間便を選択すると、配送料が別途890円必要になります。反対に2時間便を選択すると配送料金は無料です。注文から2時間以内に配送してくれるというだけでもかなりのスピードですから、相当切羽詰ってすぐに商品が手元に欲しいという状況でない限りは2時間便を選択するのが良いかと思います。
配送エリア
Prime Now利用前に必ずチェックしなければいけないのはこの点です。プライム会員に登録している日本全国のユーザーが利用できる訳ではなく、超高速配送してくれるエリアは限られています。以下で日本全国の配送エリアをまとめて紹介していきます。
現在Prime Nowの配送が行なわれているのは以上の地域です。しかし郵便番号によっては上記エリアの中でも対象外になっている箇所があります。詳細に関しては専用アプリで自宅の郵便番号を入力し、対象エリアか否かを確認してみるのが確実です。
配送時間
Prime Nowは注文自体は24時間いつでも可能ですが、配送時間は決まっています。配送時間内に注文を行なえば当日すぐに商品が配送されるという訳です。
配送は何と朝8時から0時まで行なってくれます。1時間配送であれば最大で23時に注文してその日の0時に商品が到着します。2時間便は翌日の2時間枠を指定する事が出来ますが、通常注文でも翌日に配送してくれる商品が多いので当日でなければ通常配送でも問題ないケースが多いです。
配送時間で注目すべきは深夜帯でも配送してくれるという点です。通常注文の宅配業者は19時~21時が最終になりますので、深夜に届けてくれるのは大きな利点となります。宅配ボックスがなくて直接受け取らないといけないという方にとってはかなり便利ですよね。
使い方
Prime Nowの使い方を説明していく前に、まず前提条件としてプライム会員へ登録している必要があります。Amazonプライム会員特典として利用する事が出来るサービスなので、その点はしっかりと覚えて置きましょう。
とても簡単かつスピーディーに注文する事が可能です。ちなみにPrime Nowでは配送指示をお願いする事も可能です。自宅のどこに置いてほしいか、事前に電話をしてほしいかなどの要望を連絡する事でそのように配送してくれます。
配送中の商品はアプリで今どこを通って配送されているのかを簡単に確認する事が出来ます。リアルタイムに配送状況をチェックする事が可能なので、具体的な到着時間を逆算できるという訳です。
Prime Nowのメリット
プライム会員限定の高速配送サービスPrime Nowがどのようなものであるかという事を上記で説明してきましたが、ここからはPrime Nowのメリットについて紹介していきます。
勿論注文から最短1時間または2時間で商品が到着するというのは大きなメリットになりますが、それ以外の点で特にユーザーの間で好評なメリットを紹介していきたいと思います。
初回限定1000円オフクーポン
Amazonには色々なサービスがあり、初回利用時に割引になるクーポンが沢山あります。Prime Nowも初回利用時に1000円オフに出来るクーポンが配布されます。4000円以上の購入の時に利用する事が可能であり、幅広いアイテムに活用する事が出来ます。Amazonギフト券購入には利用できません。
クーポンコードは「SAVE1000」です。
上記コードはPrime Nowで初めて買い物をした後に配布されて利用できるようになります。4000円以上の買い物の時という縛りはありますが、いつでも使えるクーポンなので大きな買い物をした時などに使うのが良いかと思います。
限定セールや品薄商品を購入出来る時がある
Prime Nowでは時々ですが、食料品の半額セールなどのとてもお得なPrime Now限定セールを開催する事があります。品数は少な目ですが開催頻度は高く、セール以外にもお得なイベントが常に開催されていますので、それらをチェックして安くなっている商品を購入すると節約になります。
更に品薄で手に入らないような人気ゲーム機やソフトなどもPrime Nowなら手に入れられる事があったりするのもオススメポイント。例えば、一斉風靡した任天堂のNintendo Switchとスプラトゥーン2のセットがPrime Nowで登場したという実績があります。
これはPrime Nowの認知度を上げる為の限定セールだったと考えて良いかと思いますが、発売日0時にハード機とソフトが同時に届くという事で大きな話題になりました。今後もこのようなセールが開催される事は予想されますので、アプリはインストールしておくのが良いかと思います。
生鮮品や冷凍食品も買える
通常サービスで利用できないものの代表として『要冷蔵&冷凍の商品』があります。しかしPrime Nowではこのような通常サービスでは取り扱っていない商品も購入する事が可能です。直接冷凍ボックスに入れて配送する為に、品質や安全性を確保しながら買う事が出来ますので、主婦の方がご飯のおかずが欲しいなんて時にわざわざ外に出なくても購入する事が出来ます。
宅配ボックスがなくても大丈夫
Prime Nowは不在時の「置き配サービス」をとても柔軟に行なってくれるという特徴があります。リアルタイムで配送状況をチェックする事ができ、更に受け取り方法に関しても指示を出す事が出来ますので、宅配ボックスがなくても自宅前に置いといてもらう事も出来ます。
宅配ボックスがない家庭では自宅にいなければ荷物を受け取る事ができず、時間が合わなくて何度も再配達をしてもらっているという方も少なくないでしょう。しかしPrime Nowであれば宅配ボックスがなくても玄関前などに置いといてもらえますので、万が一帰宅に間に合わなくても商品を受け取る事が出来るという訳です。
Prime Nowのデメリット
Prime Nowの特徴やメリットについて紹介してきましたが、ここからはPrime Nowを利用する上での注意点やデメリットについて紹介していきたいと思います。
品数が少ない
Prime Nowで配送する事が出来る商品は6万点と言われていますので、品数が少ないという事はないだろうと思ってしまうかもしれませんが、Prime Nowは近くの配送センターから発送されるという都合上、その配送センターに在庫がなければ注文する事が出来ません。つまり全ての商品が万遍なく常に購入できるラインナップではないという訳です。
例えばいつも注文しているお気に入りの醤油があったとします。前回は購入できたのに今回は在庫がなくて購入する事ができなかった…Prime Nowを利用しているとこのような事は多くあります。更に注文できる商品の中に定番商品がなかったり、普段自分が使っているものがなかったりしますので、痒い所に手が届かない商品数であるという事は理解しておきましょう。
2500円以上購入しなければいけない
確かに1時間や2時間ですぐに日用品は食料を届けてくれるのは便利です。しかしそれらの消耗品で2500円以上を購入するのって意外と難しくありませんか?実はこの最低購入金額が絶妙であり、特に一人暮らしを行なっている方はとても難しいんです。
Prime Nowを利用する為には2500円以上の購入が最低必須です。早急に欲しいものだけで2500円を超えなければ、ついでに絶対に使う消耗品を同時に購入したりして利用料金を調整しなければならないというのはデメリットと言えるでしょう。
エリアがかなり限られている
東京都内近郊や横浜、大阪などでは割りと使えるエリアが多いですが、日本全国のAmazonユーザーの数を考えると、Prime Nowを利用できるのは極一部の人達だけです。東京であっても自宅エリアによては配送対象外になっているケースが多いので、必ずアプリで自宅がエリアに含まれているかどうかを事前にチェックするようにしましょう。
対象エリアの拡大はAmazonが抱える倉庫を増やしていかなければ増えていきません。Prime Nowの配送対象エリアはこれから拡大していくと思いますが、田舎や住民が少ない地域では利用する事が出来る日がくるのは相当後になるでしょう。
まとめ
注文した商品が1時間~2時間で自宅に届くというPrime NowはAmazonのテクノロジーや大型倉庫管理システムを駆使した画期的なサービスとして高い注目を集めています。配送時間も長く、2時間であれば送料は無料なので、頻繁に利用しているという方も多いのではないでしょうか。
しかし在庫数や商品数は通常のAmazon購入と比較するとラインナップはかなり劣ります。スピードを求めるか商品の充実を求めるかはその時の状況によると思います。利用にはアプリが必要ですし、自宅がエリアに含まれているかどうかで使えるかどうかが分かりますので、気になる方はまずはPrime Nowのアプリをインストールしてみましょう!