電子ギフト券の7つの詐欺手口と騙されないための見分け方を紹介! カテゴリ:電子ギフト券 投稿日:1月 2, 2020 Amazonギフト券、iTunesカード、Google Playストアカード、楽天ポイントカード、ウェブマネーなどなど、電子ギフト券には沢山の種類があります。 電子ギフト券によっても利用出来るサービスは異なりますが、ショッピングに、プレゼントに、現金化に、多くの人が便利に利用しています。 そんな電子ギフト券の需要の多さに目を付けてか、現代では「電子ギフト券にまつわる詐欺」が非常に多くなっているのです。 詐欺の被害者にならないためにも、実際にどのような詐欺手口があるのかということを知っておくことが大切です。知っていればもし詐欺に遭いそうになった時にも「これってもしかして詐欺…?」と気がつくことが出来るはずです。 この記事では「電子ギフト券の7つの詐欺手口」と「電子ギフト券の換金を行う際、悪徳業者に騙されないための見分け方」についてご紹介していきたいと思います。 電子ギフト券で1600万円詐欺被害も 電子ギフト券は金額固定タイプのものにせよ、金額指定可能なバリアブルタイプのものにせよ、上限額が決まっています。 そのため、大きな額の詐欺被害が起こることはないだろう…そんな風に思われているかもしれませんが、実は過去には電子ギフト券で1600万円以上騙し取られるという詐欺事件が発生したことがあります。 佐賀南署は5日、佐賀市内の50代女性がメールによる架空請求で、約1600万円相当の電子ギフト券をだまし取られたと発表した。電子ギフト券はインターネット通販などで利用され、コンビニで購入できる。署は詐欺容疑で捜査し、警戒を呼び掛けている。 署によると、6月20日ごろ「1億円当選おめでとうございます」とのメールが女性の携帯電話に届き、税金対策の費用として電子ギフト券の購入を求められた。 女性は同22日から10月4日にかけて、400回以上にわたり、コンビニで計約1612万円分の電子ギフト券を購入し、電子マネーとして使う際に必要な個別の番号などを写真で返信した。 所持金がなくなったとして、女性が署を訪れて発覚した。 引用元:電子ギフト券、1600万円分詐取被害 佐賀(日本経済新聞) 詐欺被害に合ってしまった女性は400回以上もコンビニで電子ギフト券を購入。1つ1つの額は大きくない電子ギフト券ですが、何度も購入すればこのような多額の詐欺事件となることもあるのです。 電子ギフト券の7つの詐欺手口を公開 上記の事件の場合、1億円に当選したというメールが届いたということが詐欺事件の発端となった訳ですが、電子ギフト券の詐欺手口はこれだけではありません。他にも数多くの詐欺手口が存在しているため、注意が必要です。 詐欺師はいわば、詐欺のプロです。いかにもそれらしいことを言って、巧みに騙そうとしてきます。 ここからは電子ギフト券の7つの詐欺手口について詳しくご紹介していきますので、詐欺手口について知って、詐欺に遭わないようにしましょう。 電子ギフト券の詐欺手口その1「振り込め詐欺」 従来の振り込めの場合、銀行に振り込めというものでした。今では銀行でATMを操作する時に振り込め詐欺ではないかという確認が出るほどで、このことからも振り込め詐欺の被害者が非常に多かったということが予想出来ます。 しかし、振り込め詐欺の場合は口座が必要なため、証拠が残ってしまうことになります。 そこで、証拠が残らないAmazonギフト券などの電子ギフト券を購入させ、そのコード番号を写真に撮って送らせるという詐欺が増加しているのです。 電子ギフト券の詐欺手口その2「不当請求詐欺」 不当請求詐欺とは、関係者や運営者を装ったメールなどでお金を騙し取る手口のことです。 たとえばAmazonを装った詐欺の場合、「Amazonプライム会員の料金が長い間未払いになっている。支払わなければ少額訴訟を起こす」などと言って脅してきます。 Amazonを全く使っていない人ならば「こんなの詐欺だ」で片付けられるかもしれませんが、Amazonを利用している人はかなり多いです。そのため、中には信じてしまう人も居ます。 そして「少額訴訟を取り下げるためには電子ギフト券を買って裏側のコード番号を送れ」と電子ギフト券のコード番号を送らせるのです。 Amazonだけでなく、どんなサービスでもわざわざそのサービスの電子ギフト券を買って料金を支払えなどという、回りくどいことはまずあり得ません。 そもそも、Amazonプライム会員は更新しなければ使えなくなるだけなので料金未払いという表現が既におかしいのです。 電子ギフト券の詐欺手口その3「出会い系詐欺」 出会い系サイトやSNS上で知り合った男女から「○○してほしいなら電子ギフト券のコード番号を送って」と言われ送ったところ、音信不通になったなどのケースです。 この様なケースの場合、被害者にも非があることがほとんどのため例え騙し取られてしまったとしても詐欺被害として警察に被害届を出すことは難しくなります。 電子ギフト券の詐欺手口その4「SNSアカウント乗っ取り詐欺」 SNSアカウントのパスワードを簡単なものにしていたり、何かが原因で情報が漏洩してしまったという場合、SNSアカウントが詐欺師に乗っ取られてしまうことがあります。 詐欺師はその乗っ取ったSNSアカウントを使ってどんなことをするのかと言うと、「財布を落としちゃったから助けてほしい」「今困っているんだけど…」などと、SNSアカウントに登録されている友人や知り合いに連絡し、電子ギフト券のコード番号を送らせようとします。 SNSアカウントが乗っ取られてしまったと思われる場合はすぐにそのSNSの運営元に連絡して「アカウントが乗っ取られてしまった」ということを伝えてアカウントを停止してもらいましょう。 電子ギフト券の詐欺手口その5「Amazonアカウントの乗っ取り」 Amazonギフト券はAmazonでも購入することが出来ますが、購入履歴には載りません。そのため、請求が来てから初めてAmazonアカウントが乗っ取られてしまっていたということに気づくということも少なくありません。 もしも乗っ取られてしまったという場合はクレジットカード会社にすぐ連絡して相談しましょう。 このようなAmazonアカウントの乗っ取り対策としては2段階認証があります。面倒だと思わず、早めに対策しておくことをオススメします。 電子ギフト券の詐欺手口その6「アポイントメント詐欺」 「おめでとうございます!○○が当選しました!」というメールを送りつけ、当選した商品を受取るためには引き渡し手数料が必要などと言って、その代金を電子ギフト券で支払わせようとする詐欺です。 引き渡し手数料の他にも「保証金」「引換金」「送金手数料」など名目は様々ですが、いずれにせよどうにかしてお金を搾取しようとしてきます。 以前は現金が多かったものの、最近ではAmazonギフト券などの電子ギフト券を使って支払わせることが多くなりました。 電子ギフト券の詐欺手口その7「電子ギフト券買取詐欺」 電子ギフト券、中でも買取相場の高いAmazonギフト券は現金化の手段として利用されることが少なくありません。 Amazonギフト券の現金化とは、クレジットカードなどで購入したAmazonギフト券を買取サイトやインターネットオークションで買い取ってもらい、換金を行う方法のことです。 そしてこのAmazonギフト券を買い取ってもらう際、トラブルが起こってしまうことが多いのです。具体的には「コード番号を教えたのに現金が振り込まれない」「提示されていた買取額よりも遥かに低い金額が振り込まれた」などのトラブルです。 このようなトラブルを避けるためにも、買取サイトを利用する際には以下でご紹介する優良買取サイトの見分け方を参考にしてみてください。 騙されないために!優良買取サイトの見分け方 買取サイトは数多く存在していますが、電子ギフト券を高く買い取ってくれる優れた「優良買取サイト」もあれば、中には利用者を騙すことを目的とした「詐欺買取サイト」も存在しています。 しかし、実は詐欺買取サイトを避けることは難しくありません。一体どうすればいいのかというと、「優良買取サイト」だけを使うようにすればいいのです。 詐欺買取サイトがいくらあったとしても、優良買取サイトだけを利用していればそもそも詐欺買取サイトとは関わり合いになることがありません。 買取率が適正 振込スピードが早い 運営会社情報 以上のような見分け方を参考にして優良買取サイトだけを利用するようにしましょう! 買取率が適正 電子ギフト券の買取率については電子ギフト券の種類によっても異なりますが、最も需要があるとされているAmazonギフト券の場合は70~90%が相場となります。にも関わらず「買取率95%!」と高すぎる買取率を提示している買取サイトは詐欺の可能性が高いです。 振込スピードが早い 優良買取サイトの場合、60分~数時間で振込されることがほとんどです。 しかし、悪徳買取サイトの場合、多くの利用者にお金を振り込ませてからサイトごと消えてしまうというところもあり、そのようなサイトの場合は振込まで1週間など、かなり長い期間がかかることもあります。 運営会社情報 買取サイトを利用する際には、運営会社情報は必ずチェックするようにしましょう。 しっかりした優良買取サイトの場合、運営会社情報も何も隠すことはありませんから、堂々と掲載されていますしインターネットで電話番号や住所を検索してみても所在地がはっきりわかります。 また、電子ギフト券は古物に該当するため、買取を行うためには古物商許可が必要となります。古物商許可番号がしっかりと掲載されている買取サイトならば安心して利用することが出来るでしょう。 まとめ 電子ギフト券にまつわる詐欺手口は数多く存在しています。買取サイトを利用しての電子ギフト券の換金は今では数多くの人が行なっている当たり前の方法となってきましたが、くれぐれも詐欺に注意することが必要です。 そのためにも、買取サイトを利用する際にはご紹介したような方法で優良か悪徳かを見分け、優良買取サイトだけを利用するようにしましょう。 電子ギフト券の最近の投稿 フリマサイトやリサイクルショップで意外に売れるものとは? Appleギフトカードの買取は無料で利用できる?買取までの流れも詳しく紹介 楽天ポイントギフトカードのメリット7つと、利用する際の注意点を解説 Amazonほしい物リストとは?使い道・作り方・注意点を分かりやすく解説
カテゴリ:電子ギフト券 投稿日:1月 2, 2020 Amazonギフト券、iTunesカード、Google Playストアカード、楽天ポイントカード、ウェブマネーなどなど、電子ギフト券には沢山の種類があります。 電子ギフト券によっても利用出来るサービスは異なりますが、ショッピングに、プレゼントに、現金化に、多くの人が便利に利用しています。 そんな電子ギフト券の需要の多さに目を付けてか、現代では「電子ギフト券にまつわる詐欺」が非常に多くなっているのです。 詐欺の被害者にならないためにも、実際にどのような詐欺手口があるのかということを知っておくことが大切です。知っていればもし詐欺に遭いそうになった時にも「これってもしかして詐欺…?」と気がつくことが出来るはずです。 この記事では「電子ギフト券の7つの詐欺手口」と「電子ギフト券の換金を行う際、悪徳業者に騙されないための見分け方」についてご紹介していきたいと思います。 電子ギフト券で1600万円詐欺被害も 電子ギフト券は金額固定タイプのものにせよ、金額指定可能なバリアブルタイプのものにせよ、上限額が決まっています。 そのため、大きな額の詐欺被害が起こることはないだろう…そんな風に思われているかもしれませんが、実は過去には電子ギフト券で1600万円以上騙し取られるという詐欺事件が発生したことがあります。 佐賀南署は5日、佐賀市内の50代女性がメールによる架空請求で、約1600万円相当の電子ギフト券をだまし取られたと発表した。電子ギフト券はインターネット通販などで利用され、コンビニで購入できる。署は詐欺容疑で捜査し、警戒を呼び掛けている。 署によると、6月20日ごろ「1億円当選おめでとうございます」とのメールが女性の携帯電話に届き、税金対策の費用として電子ギフト券の購入を求められた。 女性は同22日から10月4日にかけて、400回以上にわたり、コンビニで計約1612万円分の電子ギフト券を購入し、電子マネーとして使う際に必要な個別の番号などを写真で返信した。 所持金がなくなったとして、女性が署を訪れて発覚した。 引用元:電子ギフト券、1600万円分詐取被害 佐賀(日本経済新聞) 詐欺被害に合ってしまった女性は400回以上もコンビニで電子ギフト券を購入。1つ1つの額は大きくない電子ギフト券ですが、何度も購入すればこのような多額の詐欺事件となることもあるのです。 電子ギフト券の7つの詐欺手口を公開 上記の事件の場合、1億円に当選したというメールが届いたということが詐欺事件の発端となった訳ですが、電子ギフト券の詐欺手口はこれだけではありません。他にも数多くの詐欺手口が存在しているため、注意が必要です。 詐欺師はいわば、詐欺のプロです。いかにもそれらしいことを言って、巧みに騙そうとしてきます。 ここからは電子ギフト券の7つの詐欺手口について詳しくご紹介していきますので、詐欺手口について知って、詐欺に遭わないようにしましょう。 電子ギフト券の詐欺手口その1「振り込め詐欺」 従来の振り込めの場合、銀行に振り込めというものでした。今では銀行でATMを操作する時に振り込め詐欺ではないかという確認が出るほどで、このことからも振り込め詐欺の被害者が非常に多かったということが予想出来ます。 しかし、振り込め詐欺の場合は口座が必要なため、証拠が残ってしまうことになります。 そこで、証拠が残らないAmazonギフト券などの電子ギフト券を購入させ、そのコード番号を写真に撮って送らせるという詐欺が増加しているのです。 電子ギフト券の詐欺手口その2「不当請求詐欺」 不当請求詐欺とは、関係者や運営者を装ったメールなどでお金を騙し取る手口のことです。 たとえばAmazonを装った詐欺の場合、「Amazonプライム会員の料金が長い間未払いになっている。支払わなければ少額訴訟を起こす」などと言って脅してきます。 Amazonを全く使っていない人ならば「こんなの詐欺だ」で片付けられるかもしれませんが、Amazonを利用している人はかなり多いです。そのため、中には信じてしまう人も居ます。 そして「少額訴訟を取り下げるためには電子ギフト券を買って裏側のコード番号を送れ」と電子ギフト券のコード番号を送らせるのです。 Amazonだけでなく、どんなサービスでもわざわざそのサービスの電子ギフト券を買って料金を支払えなどという、回りくどいことはまずあり得ません。 そもそも、Amazonプライム会員は更新しなければ使えなくなるだけなので料金未払いという表現が既におかしいのです。 電子ギフト券の詐欺手口その3「出会い系詐欺」 出会い系サイトやSNS上で知り合った男女から「○○してほしいなら電子ギフト券のコード番号を送って」と言われ送ったところ、音信不通になったなどのケースです。 この様なケースの場合、被害者にも非があることがほとんどのため例え騙し取られてしまったとしても詐欺被害として警察に被害届を出すことは難しくなります。 電子ギフト券の詐欺手口その4「SNSアカウント乗っ取り詐欺」 SNSアカウントのパスワードを簡単なものにしていたり、何かが原因で情報が漏洩してしまったという場合、SNSアカウントが詐欺師に乗っ取られてしまうことがあります。 詐欺師はその乗っ取ったSNSアカウントを使ってどんなことをするのかと言うと、「財布を落としちゃったから助けてほしい」「今困っているんだけど…」などと、SNSアカウントに登録されている友人や知り合いに連絡し、電子ギフト券のコード番号を送らせようとします。 SNSアカウントが乗っ取られてしまったと思われる場合はすぐにそのSNSの運営元に連絡して「アカウントが乗っ取られてしまった」ということを伝えてアカウントを停止してもらいましょう。 電子ギフト券の詐欺手口その5「Amazonアカウントの乗っ取り」 Amazonギフト券はAmazonでも購入することが出来ますが、購入履歴には載りません。そのため、請求が来てから初めてAmazonアカウントが乗っ取られてしまっていたということに気づくということも少なくありません。 もしも乗っ取られてしまったという場合はクレジットカード会社にすぐ連絡して相談しましょう。 このようなAmazonアカウントの乗っ取り対策としては2段階認証があります。面倒だと思わず、早めに対策しておくことをオススメします。 電子ギフト券の詐欺手口その6「アポイントメント詐欺」 「おめでとうございます!○○が当選しました!」というメールを送りつけ、当選した商品を受取るためには引き渡し手数料が必要などと言って、その代金を電子ギフト券で支払わせようとする詐欺です。 引き渡し手数料の他にも「保証金」「引換金」「送金手数料」など名目は様々ですが、いずれにせよどうにかしてお金を搾取しようとしてきます。 以前は現金が多かったものの、最近ではAmazonギフト券などの電子ギフト券を使って支払わせることが多くなりました。 電子ギフト券の詐欺手口その7「電子ギフト券買取詐欺」 電子ギフト券、中でも買取相場の高いAmazonギフト券は現金化の手段として利用されることが少なくありません。 Amazonギフト券の現金化とは、クレジットカードなどで購入したAmazonギフト券を買取サイトやインターネットオークションで買い取ってもらい、換金を行う方法のことです。 そしてこのAmazonギフト券を買い取ってもらう際、トラブルが起こってしまうことが多いのです。具体的には「コード番号を教えたのに現金が振り込まれない」「提示されていた買取額よりも遥かに低い金額が振り込まれた」などのトラブルです。 このようなトラブルを避けるためにも、買取サイトを利用する際には以下でご紹介する優良買取サイトの見分け方を参考にしてみてください。 騙されないために!優良買取サイトの見分け方 買取サイトは数多く存在していますが、電子ギフト券を高く買い取ってくれる優れた「優良買取サイト」もあれば、中には利用者を騙すことを目的とした「詐欺買取サイト」も存在しています。 しかし、実は詐欺買取サイトを避けることは難しくありません。一体どうすればいいのかというと、「優良買取サイト」だけを使うようにすればいいのです。 詐欺買取サイトがいくらあったとしても、優良買取サイトだけを利用していればそもそも詐欺買取サイトとは関わり合いになることがありません。 買取率が適正 振込スピードが早い 運営会社情報 以上のような見分け方を参考にして優良買取サイトだけを利用するようにしましょう! 買取率が適正 電子ギフト券の買取率については電子ギフト券の種類によっても異なりますが、最も需要があるとされているAmazonギフト券の場合は70~90%が相場となります。にも関わらず「買取率95%!」と高すぎる買取率を提示している買取サイトは詐欺の可能性が高いです。 振込スピードが早い 優良買取サイトの場合、60分~数時間で振込されることがほとんどです。 しかし、悪徳買取サイトの場合、多くの利用者にお金を振り込ませてからサイトごと消えてしまうというところもあり、そのようなサイトの場合は振込まで1週間など、かなり長い期間がかかることもあります。 運営会社情報 買取サイトを利用する際には、運営会社情報は必ずチェックするようにしましょう。 しっかりした優良買取サイトの場合、運営会社情報も何も隠すことはありませんから、堂々と掲載されていますしインターネットで電話番号や住所を検索してみても所在地がはっきりわかります。 また、電子ギフト券は古物に該当するため、買取を行うためには古物商許可が必要となります。古物商許可番号がしっかりと掲載されている買取サイトならば安心して利用することが出来るでしょう。 まとめ 電子ギフト券にまつわる詐欺手口は数多く存在しています。買取サイトを利用しての電子ギフト券の換金は今では数多くの人が行なっている当たり前の方法となってきましたが、くれぐれも詐欺に注意することが必要です。 そのためにも、買取サイトを利用する際にはご紹介したような方法で優良か悪徳かを見分け、優良買取サイトだけを利用するようにしましょう。
Amazonギフト券、iTunesカード、Google Playストアカード、楽天ポイントカード、ウェブマネーなどなど、電子ギフト券には沢山の種類があります。
電子ギフト券によっても利用出来るサービスは異なりますが、ショッピングに、プレゼントに、現金化に、多くの人が便利に利用しています。
そんな電子ギフト券の需要の多さに目を付けてか、現代では「電子ギフト券にまつわる詐欺」が非常に多くなっているのです。
詐欺の被害者にならないためにも、実際にどのような詐欺手口があるのかということを知っておくことが大切です。知っていればもし詐欺に遭いそうになった時にも「これってもしかして詐欺…?」と気がつくことが出来るはずです。
この記事では「電子ギフト券の7つの詐欺手口」と「電子ギフト券の換金を行う際、悪徳業者に騙されないための見分け方」についてご紹介していきたいと思います。
電子ギフト券で1600万円詐欺被害も
電子ギフト券は金額固定タイプのものにせよ、金額指定可能なバリアブルタイプのものにせよ、上限額が決まっています。
そのため、大きな額の詐欺被害が起こることはないだろう…そんな風に思われているかもしれませんが、実は過去には電子ギフト券で1600万円以上騙し取られるという詐欺事件が発生したことがあります。
佐賀南署は5日、佐賀市内の50代女性がメールによる架空請求で、約1600万円相当の電子ギフト券をだまし取られたと発表した。電子ギフト券はインターネット通販などで利用され、コンビニで購入できる。署は詐欺容疑で捜査し、警戒を呼び掛けている。
署によると、6月20日ごろ「1億円当選おめでとうございます」とのメールが女性の携帯電話に届き、税金対策の費用として電子ギフト券の購入を求められた。
女性は同22日から10月4日にかけて、400回以上にわたり、コンビニで計約1612万円分の電子ギフト券を購入し、電子マネーとして使う際に必要な個別の番号などを写真で返信した。
所持金がなくなったとして、女性が署を訪れて発覚した。
引用元:電子ギフト券、1600万円分詐取被害 佐賀(日本経済新聞)
詐欺被害に合ってしまった女性は400回以上もコンビニで電子ギフト券を購入。1つ1つの額は大きくない電子ギフト券ですが、何度も購入すればこのような多額の詐欺事件となることもあるのです。
電子ギフト券の7つの詐欺手口を公開
上記の事件の場合、1億円に当選したというメールが届いたということが詐欺事件の発端となった訳ですが、電子ギフト券の詐欺手口はこれだけではありません。他にも数多くの詐欺手口が存在しているため、注意が必要です。
詐欺師はいわば、詐欺のプロです。いかにもそれらしいことを言って、巧みに騙そうとしてきます。
ここからは電子ギフト券の7つの詐欺手口について詳しくご紹介していきますので、詐欺手口について知って、詐欺に遭わないようにしましょう。
電子ギフト券の詐欺手口その1「振り込め詐欺」
従来の振り込めの場合、銀行に振り込めというものでした。今では銀行でATMを操作する時に振り込め詐欺ではないかという確認が出るほどで、このことからも振り込め詐欺の被害者が非常に多かったということが予想出来ます。
しかし、振り込め詐欺の場合は口座が必要なため、証拠が残ってしまうことになります。
そこで、証拠が残らないAmazonギフト券などの電子ギフト券を購入させ、そのコード番号を写真に撮って送らせるという詐欺が増加しているのです。
電子ギフト券の詐欺手口その2「不当請求詐欺」
不当請求詐欺とは、関係者や運営者を装ったメールなどでお金を騙し取る手口のことです。
たとえばAmazonを装った詐欺の場合、「Amazonプライム会員の料金が長い間未払いになっている。支払わなければ少額訴訟を起こす」などと言って脅してきます。
Amazonを全く使っていない人ならば「こんなの詐欺だ」で片付けられるかもしれませんが、Amazonを利用している人はかなり多いです。そのため、中には信じてしまう人も居ます。
そして「少額訴訟を取り下げるためには電子ギフト券を買って裏側のコード番号を送れ」と電子ギフト券のコード番号を送らせるのです。
Amazonだけでなく、どんなサービスでもわざわざそのサービスの電子ギフト券を買って料金を支払えなどという、回りくどいことはまずあり得ません。
そもそも、Amazonプライム会員は更新しなければ使えなくなるだけなので料金未払いという表現が既におかしいのです。
電子ギフト券の詐欺手口その3「出会い系詐欺」
出会い系サイトやSNS上で知り合った男女から「○○してほしいなら電子ギフト券のコード番号を送って」と言われ送ったところ、音信不通になったなどのケースです。
この様なケースの場合、被害者にも非があることがほとんどのため例え騙し取られてしまったとしても詐欺被害として警察に被害届を出すことは難しくなります。
電子ギフト券の詐欺手口その4「SNSアカウント乗っ取り詐欺」
SNSアカウントのパスワードを簡単なものにしていたり、何かが原因で情報が漏洩してしまったという場合、SNSアカウントが詐欺師に乗っ取られてしまうことがあります。
詐欺師はその乗っ取ったSNSアカウントを使ってどんなことをするのかと言うと、「財布を落としちゃったから助けてほしい」「今困っているんだけど…」などと、SNSアカウントに登録されている友人や知り合いに連絡し、電子ギフト券のコード番号を送らせようとします。
SNSアカウントが乗っ取られてしまったと思われる場合はすぐにそのSNSの運営元に連絡して「アカウントが乗っ取られてしまった」ということを伝えてアカウントを停止してもらいましょう。
電子ギフト券の詐欺手口その5「Amazonアカウントの乗っ取り」
Amazonギフト券はAmazonでも購入することが出来ますが、購入履歴には載りません。そのため、請求が来てから初めてAmazonアカウントが乗っ取られてしまっていたということに気づくということも少なくありません。
もしも乗っ取られてしまったという場合はクレジットカード会社にすぐ連絡して相談しましょう。
このようなAmazonアカウントの乗っ取り対策としては2段階認証があります。面倒だと思わず、早めに対策しておくことをオススメします。
電子ギフト券の詐欺手口その6「アポイントメント詐欺」
「おめでとうございます!○○が当選しました!」というメールを送りつけ、当選した商品を受取るためには引き渡し手数料が必要などと言って、その代金を電子ギフト券で支払わせようとする詐欺です。
引き渡し手数料の他にも「保証金」「引換金」「送金手数料」など名目は様々ですが、いずれにせよどうにかしてお金を搾取しようとしてきます。
以前は現金が多かったものの、最近ではAmazonギフト券などの電子ギフト券を使って支払わせることが多くなりました。
電子ギフト券の詐欺手口その7「電子ギフト券買取詐欺」
電子ギフト券、中でも買取相場の高いAmazonギフト券は現金化の手段として利用されることが少なくありません。
Amazonギフト券の現金化とは、クレジットカードなどで購入したAmazonギフト券を買取サイトやインターネットオークションで買い取ってもらい、換金を行う方法のことです。
そしてこのAmazonギフト券を買い取ってもらう際、トラブルが起こってしまうことが多いのです。具体的には「コード番号を教えたのに現金が振り込まれない」「提示されていた買取額よりも遥かに低い金額が振り込まれた」などのトラブルです。
このようなトラブルを避けるためにも、買取サイトを利用する際には以下でご紹介する優良買取サイトの見分け方を参考にしてみてください。
騙されないために!優良買取サイトの見分け方
買取サイトは数多く存在していますが、電子ギフト券を高く買い取ってくれる優れた「優良買取サイト」もあれば、中には利用者を騙すことを目的とした「詐欺買取サイト」も存在しています。
しかし、実は詐欺買取サイトを避けることは難しくありません。一体どうすればいいのかというと、「優良買取サイト」だけを使うようにすればいいのです。
詐欺買取サイトがいくらあったとしても、優良買取サイトだけを利用していればそもそも詐欺買取サイトとは関わり合いになることがありません。
以上のような見分け方を参考にして優良買取サイトだけを利用するようにしましょう!
買取率が適正
電子ギフト券の買取率については電子ギフト券の種類によっても異なりますが、最も需要があるとされているAmazonギフト券の場合は70~90%が相場となります。にも関わらず「買取率95%!」と高すぎる買取率を提示している買取サイトは詐欺の可能性が高いです。
振込スピードが早い
優良買取サイトの場合、60分~数時間で振込されることがほとんどです。
しかし、悪徳買取サイトの場合、多くの利用者にお金を振り込ませてからサイトごと消えてしまうというところもあり、そのようなサイトの場合は振込まで1週間など、かなり長い期間がかかることもあります。
運営会社情報
買取サイトを利用する際には、運営会社情報は必ずチェックするようにしましょう。
しっかりした優良買取サイトの場合、運営会社情報も何も隠すことはありませんから、堂々と掲載されていますしインターネットで電話番号や住所を検索してみても所在地がはっきりわかります。
また、電子ギフト券は古物に該当するため、買取を行うためには古物商許可が必要となります。古物商許可番号がしっかりと掲載されている買取サイトならば安心して利用することが出来るでしょう。
まとめ
電子ギフト券にまつわる詐欺手口は数多く存在しています。買取サイトを利用しての電子ギフト券の換金は今では数多くの人が行なっている当たり前の方法となってきましたが、くれぐれも詐欺に注意することが必要です。
そのためにも、買取サイトを利用する際にはご紹介したような方法で優良か悪徳かを見分け、優良買取サイトだけを利用するようにしましょう。