WebMoneyギフト券の使い方①：WebMoneyギフト券を買ってみよう！

WebMoneyギフト券は、他のギフト券に比べるとあまりメジャーな存在ではありません。概要は省くとしても、まずはどのようにしてWebmoneyギフト券を手に入れるのかを解説していきます。

 

WebMoneyギフト券を手に入れると言っても手段は非常に簡単です。コンビニエンスストアや本屋、ドラッグストア、レコードショップ、アニメイトなどで売られているWebMoneyのロゴと文字が書かれたカードをレジに持っていき、所定のお金を支払えば手に入ります。

 

WebMoneyギフトカードには2種類あります。通常のWebMoneyギフトカードは、コンビニやマルチコピー機などを使い購入することが可能で、ギフトカードの中では額面の種類も多めです。2,000円、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円、30,000円とさまざまな種類があります。

 

もう1種類はバリアブルタイプとなっていて、WebMoneyギフトカードを取り扱っている店舗にて、1円単位で金額を指定して自由に買うことができます。指定範囲は、1,500円〜50,000円までです。

 

WebMoney自体にも2種類あり、「カードタイプ」と「シートタイプ」に分かれています。カードタイプは上記に挙げた通りのもので、他人へのギフトにも用いられる「ギフトカード」としてプレゼントとしても適しているものです。

 

シートタイプはライブのチケットのような紙のシートで発行されるもので、プリペイド番号が明記されています。シートタイプのWebMoneyはマルチコピー機などで買うこともできます。使い方はあまり変わりませんが、プレゼントにはあまり適さないでしょう。なお、シートタイプは「スクウェアエニックス専用」だったり「ハンゲーム専用」など、使える場所が限られている場合もあります。

 

Webmoneyギフト券の使い方②：通常の使い方はちょっと面倒

WebMoneyギフトカードの使い方は、シンプルといえばシンプルですが、使い方は非常にアナログというか、少し面倒でもあります。

 

なぜならこのWebMoneyギフトカード、利用するためには、オンラインショップ等の会計時に、カードに記載されている16桁のプリペイド番号を逐次入力する必要があるからです。カード記載のプリペイド番号を確認するには、カード裏面の銀色部分をコインなどで削ると出てきます。

 

プリペイド番号を入力すれば会計分の残高が消費され、買い物は完了するのですが、都度入力が必要になるというのは少し面倒でもあります。クレジットカードのように登録ができればいいのですが、WebMoneyはプリペイド使用が前提となっているため、ギフトカード利用の場合はその残高を使い切るとまた別の番号を発行する必要があります。

 

メリットがあるとすれば、複数のWebMoneyギフトカードのプリペイド番号を、最大19枚分まであわせて使えるというところでしょうか。

 

WebMoneyギフト券の使い方③：「WebMoneyウォレット」には登録できない

WebMoneyギフトカードは以上のように、1枚のカードないしシートにつき1つのプリペイド番号が割り振られ、このプリペイド番号ぶんを使い切るとまた新しいものを買わないといけません。

 

かつて、WebMoneyには「ウェブマネー　ウォレット」と呼ばれるアカウントサービスがありました。ウェブマネー　ウォレットを使えば、WebMoneyギフトカードを含めた複数のWebMoneyを一元管理でき、ID・パスワードを入力すれば支払いができました。

 

しかしながらスマートフォンアプリ「WebMoneyウォレット」へのリニューアルのため、「ウェブマネー　ウォレット」は2019年9月3日をもって全チャージ機能を終了し、2020年8月31日をもって全サービスが停止される運びとなりました。

 

リニューアル後の「WebMoneyウォレット」には残念ながら、WebMoneyギフトカードや、シートタイプのWebMoneyは登録できません。その為、WebMoneyギフトカード分のWebMoneyはそれ単体で使い切る必要があります。例えるなら、Web限定版の図書カードのようなものでしょうか。

 

WebMoneyには、MasterCardのプリペイド機能を連携させた、WebMoneyプリペイドカード、WebMoneyプリペイドカードLiteというものがあります。こうした磁気カードを所定の手続きを経て発行すれば、「WebMoneyウォレット」を使うことができますが、ギフトカードとは別のものです。

 

オンラインゲームやブログなどに特化しているが、Web上のさまざまなサービスに使える

WebMoneyギフトカードは、現在システムの移行によってその使い道が限定されつつあります。ギフトカードとしての機能はWebMoneyギフトにしかないものの、今後のWebMoneyは繰り返しチャージが可能な、MasterCardと連携したプリペイドカードとしての運用が主力となっていくでしょう。

 

しかしながら、プリペイド番号によって単体管理して使うだけであれば使い道はこれまでと変わらず、沢山のサイトで使うことができますし、その有効性は変わることはありません。基本的には16桁のプリペイド番号を入力する少し面倒な手法は変わらないものの、WebMoneyギフトカードそれ自体はギフト券としての効力を失うことはありません。

 

WebMoneyにとって現在は大きくシステムが再整備されている過渡期にあり、今後WebMoneyギフトカードがどのような位置に移行するかはまだ読めないところではありますが、WebMoneyには「有効期限が設定されていない」、つまり半永久的にポイントを保有しておけるという大きなメリットがあります。今後もWebMoneyギフトカードはお金の代わりに利用ができる以上、価値が落ちることはないでしょう。

 

使い道に関しても変わることはありません。実店舗ではなくオンラインショップに限定されるWebMoneyは、ショッピング系のサイトにはまだまだ弱いのが実情です。しかしながら、オンライン上で利用できるコンテンツサービスに際しては非常に幅広いサイトで使えます。

 

例えば、オンラインゲーム、動画や音楽の配信サイト、電子書籍、情報サービス系に関しては多数のサイトでWebMoney決済ができます。特にオンラインゲームや、ゲーム会社系のSNS、ブログサービスには非常に強く、スクウェアエニックスやディズニーゲームス、モバゲー、GREEなどでは今後もWebMoneyを使用することが可能です。また、日本盲導犬協会やユニセフへの寄付・募金にも対応しています。

 

まとめ

以上、WebMoneyギフト券の使い方について、一通り解説してきました。WebMoneyギフトカードは使い切りタイプのWebMoneyの生き残りとなっていますが、WebMoney自体は今後、MasterCard連携のプリペイドカードとしての運用に移行しつつあります。しかし有効期限のないWebMoneyギフトカードは、今後も価値を変わらず持ち続けます。

 

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