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Amazonマーケットプレイスとは?Amazonギフト券の取り扱いの有無や配送料に注意

カテゴリ:アマゾンショッピング, Uncategorized 投稿日:9月 28, 2020

注文すればそのまま自宅に商品が届く、便利なサービスを提供しているAmazon。Amazonのサイトには、Amazon自身が販売する商品と、Amazon以外の出品者が販売する商品があります。Amazon以外の出品者から商品を購入できる場を「Amazonマーケットプレイス」といいます。Amazonサイト上では、Amazonが販売する商品とAmazonマーケットプレイスの商品を別々に表示するのではなく、ほぼ同列に表示しています。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。配送料の違いやAmazonギフト券の取り扱いの有無など、Amazonマーケットプレイスの利用における注意点を解説します。

Amazonマーケットプレイスとは

Amazonサイトで販売されている商品の多くはAmazon自身が販売していますが、Amazon以外の個人や法人も、適切に登録すればAmazonサイト上で商品を販売することが可能です。これを「Amazonマーケットプレイス」といいます。

Amazonが販売する商品の購入と、Amazonマーケットプレイスの商品の購入では手続きに大きな違いはありませんが、原則として、配送料が異なります。Amazonが販売する商品よりも配送料が高いケースでは、想定よりもお金がかかってしまうことに注意しなければなりません。配送料が想定以上に高く、使用する予定でいたAmazonギフト券では金額が不足することもありえます。

最初からAmazonマーケットプレイスの商品であることがわかっていて購入するのであればいいのですが、サイト上では判別しにくいのです。 画面ではAmazon が扱う商品と並列して表示されるため、一見しただけでAmazonが販売する商品なのか、Amazonマーケットプレイスの商品なのか、わかりません。両者を見分ける方法について、次項で説明します。

 

Amazonマーケットプレイスの出品者は大きく2種類

Amazonマーケットプレイスの出品者や、見分け方について紹介します。

Amazonマーケットプレイスには「大口出品者」と「小口出品者」がいる

前提知識としてAmazonマーケットプレイスの内容を知っておきましょう。Amazonマーケットプレイスの出品者には「大口出品者」と「小口出品者」の2種類があります。

  • 大口出品者

毎月50点以上を販売する出品者で、法人や店舗が出品していることも多いです。配送日時の指定ができ、代金引換・コンビニ決済・Amazonギフト券など多様な決済方法が利用できます。

  • 小口出品者

販売数の少ない出品者で、1点のみの出品も可能です。代金引換・コンビニ決済は原則として利用できません。決済方法はクレジットカードが基本ですが、Amazonギフト券を選択肢とすることも可能です。

大口出品者は販売の規模が大きく、Amazonに月額登録料を支払っています。小口出品者は販売時に手数料がかかりますが、月額登録料は不要です。小口出品は出品の手軽さが特徴で、Amazonで取り扱いのある商品ならば「買ったけれど使っていない商品」「自己所有のコレクター品」などを簡単に出品できます。小口出品はAmazonを活用したフリーマーケットのようなものだと考えるといいでしょう。

小口出品の場合はAmazon内で販売されている商品しか販売できませんが、大口出品者はAmazonに掲載されていない新規商品も登録して販売が可能、といった違いもあります。

Amazonマーケットプレイスの商品を見分ける方法

送料が変わってくる可能性があるため、販売元は事前に確認しておきたいです。

商品画面で、販売元がAmazonなのか、それともAmazonマーケットプレイスなのかを識別できます。

  • 販売元がAmazonの商品

商品ページの在庫状況の下に「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」と表示される商品は、Amazonが販売する商品です。

  • Amazonマーケットプレイスの商品

「この商品は〇〇(出品者名)が販売、発送します。」とあるときは、「〇〇」が出品者、つまり販売元がAmazon以外であることがわかります。この方法でAmazonマーケットプレイスの商品を見分けることが可能です。

さらに、出品者の名称をクリックすると出品者の詳細を確認できます。Amazonでは「特定商取引法に基づく表記」にもとづき、販売者の情報提供を義務づけているからです。出品者の情報が気になる場合は確認してみましょう。

Amazonマーケットプレイスでは配送料と配送業者に注意

Amazonが販売する商品の場合、「注文金額2,000円以上」で日本全国配送料が無料です。注文金額が2,000円未満のときは、配送先が本州・四国(離島を除く)なら「410円」、北海道・九州・沖縄・離島であれば「450円」(※)です。

2か所以上に配送する場合は、配送先ごとの注文金額で判断され、メール便で配送される商品の送料は100円です。例外はありますが、基本的にはシンプルな配送料金です。しかし、Amazonマーケットプレイスの場合、配送料がやや複雑になります。Amazonマーケットプレイスでは通常、出品者が配送を行うからです。

※通常配送の場合です

Amazonマーケットプレイスの配送料

Amazonマーケットプレイスのうち、小口出品者の商品についてはAmazonが指定する配送料が適用されます。例えば「本262円」「CD・レコード356円」「おもちゃ&ホビー524円」のように、商品の分類ごとに異なるので注意が必要です。

一方、大口出品者の商品は次のような出品者独自の配送料金が設定できます。

  1. 重量課金制

「配送1件ごと」の金額と「重さ」によって配送料を決定。重量のあるものほど配送料が高い

  1. 商品個数制

「配送1件ごと」の料金に「商品1点ごと」の配送料を足して料金が決定。購入個数が多いほど配送料が高い

  1. 購入金額制

購入金額に応じて、配送料が異なる。 配送先の住所によって配送料が異なることもある

そのほか、特別な梱包が必要な商品については上記3つ以外の配送料が設定されている場合があります。このこのような配送料の違いがあるため、Amazonマーケットプレイスの商品を購入時には、使用予定のAmazonギフト券の「金額が足りず、買えない」といった事態が起こりうるのです。

 

なお、大口出品者は希望すればAmazonプライム配送を利用できます。Amazonプライム配送はAmazonプライム会員に対して「配送料無料」や「お急ぎ便」などのサービスを提供します。配送料が無料の地域も多いため、Amazonプライム会員ならプライムマークの有無をチェックするといいでしょう。Amazonプライム配送が利用できる場合は、Amazonマーケットプレイスの商品でも、Amazonが配送の手続きを行うケースが多数あります。

配送料を完全に把握するのは難しいかもしれません。購入後に「配送料を含めるとほかで購入したほうが安かった」ことがわかれば、早めにキャンセルすれば注文を取り消しできる可能性があります。その場合は、早急に注文履歴からキャンセル申請を行いましょう。

※本記事での配送料はすべて日本国内への配送を想定しています

 

Amazonマーケットプレイスの違いや注意点は

Amazonポイントの有無やトラブル時の対応についても見ていきましょう。

AmazonマーケットプレイスでもAmazonポイントは貯まる

Amazonポイントとは、1ポイントを1円相当分として、買いもの時に利用できるもので、対象商品を購入すると付与されます。Amazonマーケットプレイスでもポイントを貯められ、購入に利用することも可能です。ただし、Amazonが販売する場合も含め、対象外商品があります。商品価格の下にポイントと還元率が表示されていれば、対象商品です。

Amazonマーケットプレイスの信頼性は

Amazonマーケットプレイスの出品者はAmazonによる審査を経ていますが、トラブルがないとはいいきれません。Amazonマーケットプレイスの商品を購入して、「商品が届かない」「届いた商品に不備があり返品したが、お金が戻ってこない」などのトラブルがあったときは、原則として出品者に直接連絡します。交渉して解決しない場合には、Amazonの「Amazonマーケットプレイス保証」による返金が申請可能です。

交渉は精神的に負荷がかかるため、避けたいものです。出品者の評価や商品状態をよく確認してトラブルを回避しましょう。なお、Amazonマーケットプレイス保証の上限金額は30万円です。高額商品を購入する際は、特に注意しましょう。

 

Amazonマーケットプレイスでは、配送料のためにAmazonギフト券での支払いが不足することがある

Amazonマーケットプレイスはさまざまな出品者から商品を買うことができる、便利な仕組みです。しかし、支払い方法や配送料について、売り主がAmazonの場合と異なる場合があるため注意が必要です。配送料が想定より高くなってしまうことで、使用予定のAmazonギフト券では支払いが不足する可能性があることも覚えておきましょう。利用時の違いを知り、安全・快適に買いものをしましょう。