個人間取引の危険性①：相手の素性がわからないことが多い

インターネット上の取引、時に個人間の取引の場合、相手の素性はまずわかりません。

 

誰でも知っている大手企業相手でもない限り、インターネットで取引をする相手はまず「素姓のしれない怪しい存在」であると見なす必要があります。これは商取引以外でもそうですが、インターネットの画面の向こう側にいる相手がどういう人かというのは、極論、実際に会ってみないことにはわかりません。

 

インターネットは顔の見えない匿名でのやり取りが可能なため、客観的な評価や世間の目といったものに行動が制限されることがありません。実社会よりも格段に、危険な目に遭ったり、詐欺にあったりする確率は増えると思っていて間違いないでしょう。

 

これは、Amazonギフト券の買取という局所的な取引においても言えることです。素姓の知れない個人とのやり取りには危険が多く、例えば個人情報だけ抜き取られて実際の取引は成立しなかったとか、Amazonギフト券自体やギフト券番号だけを抜き取られてお金が振り込まれないとか、そういった詐欺的な行為も横行しているのが現状です。

 

そうしたことは個人だけでなく業者にも言えることです。業者であるにも関わらず自身の会社名や住所連絡先を名乗らずに取引を進めようとしたり、お金や個人情報を騙し取ろうとする悪質な業者もいます。

 

しかしながら業者であれば、取引の内容が事業主としての今後の信用にも関わってきますし、インターネットに会社として悪評を書かれてしまうと、今後の事業継続ができないなど、ある程度の制限がかかる可能性が上がります。反して、個人では連絡を取らずにアカウントを消し、また別のアカウントを作ってしまえば何の咎めもなくなってしまうのです。

 

正確には詐欺行為が発覚すればIPアドレスなどから素姓を割り出し逮捕してもらうことは可能ですが、ギフト券取引は比較的少額であることが多く、訴訟などに踏み切るだけの労力をかける価値がない、あるいは面倒だからと多くの人が泣き寝入りしている状態です。

 

今ではインターネットがリアル社会と密につながり、大多数の個人は情報を晒され叩かれるリスクを背負って取引をしていますが、それでも一部に詐欺師が紛れ込んでいる状態は変わりません。素姓のわからない相手と取引するというのはそれだけで危険なのです。

 

個人間取引の危険性②：買取率は日によってバラバラ

個人間の取引において最も懸念されるのは、Amazonギフト券のいわゆる「買取率」が日によってバラバラであるということです。

 

買取率というのは、実際の価格に占める買取価格の割合のことです。多くの業者は、市場の相場を見て、また自身の利益率も考慮しながらある程度一定の買取率を定めており、合理的に大量の取引を捌いています。

 

反面、個人間の取引においては、オークションサイトやフリマアプリなどでの取引市場の相場をある程度は意識しつつも、特にオークションサイトにおいては買取率が毎日のように変動します。極端な話、取引ごとにその買取率はバラバラになってしまうことが多くなっているのです。

 

個人間の取引では、扱える取引の数にも限界があり、一定の買取率を設定できないというのもあります。またオークションサイトの場合は特に、需要に応じて値段は大幅に変わることもしばしばです。その為、個人間取引の場合、一定以上の買取率が保証されないというのが大きなデメリットとしてのしかかってきます。

 

これは、自身が個人であったとしても、無視できないリスクとなります。

 

個人間取引の危険性③：知らず知らずのうちに詐欺に加担する可能性がある

個人間取引は詐欺の被害に遭いやすいということは、先程も説明しました。しかしながら、気をつけていても、知らないうちに詐欺に加担してしまっているということがあり得ます。

 

例えば、お年寄りを狙って多額の現金を振り込ませる「振り込め詐欺」は、近年、現金のやり取りよりも、現金を伴わないAmazonギフト券等を使って詐欺行為を働く手口が急増しています。「振り込め詐欺で手に入れた高額なamazonギフト券を、転売サイトを用いて転売する」という手口がそれです。

 

つまり、転売サイトを用いた個人間売買においては、知らず知らずのうちに「振り込め詐欺で騙し取ったAmazonギフト券を買う」ことなどで、詐欺に加担してしまうことになるのです。また、そうした詐欺で騙し取られたAmazonギフト券はAmazon側に捕捉される可能性も高いのです。

 

Amazonでは転売されたり、詐欺で騙し取られたギフト券などの情報を把握し、そのギフト券にロックをかけて使えない状態にすることができます。そうしたギフト券を買ってしまい、使おうとしたら使えなかった、といった事例も多く報告されていて、つまりは詐欺師のマネーロンダリングに加担してしまった上、自分も損をしてしまった、ということが起こりうるのです。

 

個人間取引に比べて買取サイトが安全な理由

以上、個人間取引の危険性について3点ほど紹介しました。インターネット上には、Amazonギフト券などに特化した買取サイトも多くありますが、個人間取引に比べて買取サイトが安全な理由はどういったところにあるのでしょうか。

 

素姓を明記している

まずは、「優良サイトは素姓をはっきりと明記している」ことです。優良サイトは、Webページの下部などに会社情報のリンクを貼っていて、そこからリンクをたどると、会社名から事業内容、営業所住所、連絡先電話番号、Eメールアドレスなどの情報が明記されています。

 

また、本来電子マネーであるAmazonギフト券に古物商許可は不要なのですが、その他の品目の買取も行なっている老舗の優良サイトの場合、しっかりと古物商許可を取り、許可番号をサイトに明記している場合が少なくありません。法的には不要ではあるものの、今後古物営業法の対象となる可能性があることをしっかりと見越しているとも考えられます。少なくとも法を意識しており、健全な営業を行っている証拠と言えるでしょう。

 

買取率が一定になりやすい

買取サイトの場合、取引の数も圧倒的に個人より多いですし、その分買取率を一定に保ちやすく、かつ、多くの取引によって買取率を上げやすいというメリットがあります。一定の利益率を保つため、買取サイトではおおむね80％台前半〜90％前後を保つことが多く、悪質なサイトのような青天井状態にはなっていません。

 

優良買取サイトはきちんとした営業体制を敷いているため、人件費や設備費などの諸経費をしっかりと考えているからこそ、買取率が少し低めに設定されています。

 

h3・素姓をはっきりさせている分詐欺リスクは低い

買取サイトの中には、詐欺を働く悪質な業者も一部存在します。しかしながら、上記2点のように素姓をはっきりと明記し、また買取率も無茶な数値にしていない業者は比較的安全といっていいでしょう。

 

自らの素性を明かして詐欺行為を行う人は少ないかと思いますし、95%とか99％とか、明らかに利益が出ないレベルの買取率を提示していない限り、しっかりとした体制で運営がなされていると考えていいでしょう。

 

まとめ

以上、Amazonギフト券の個人間売買の危険性や、買取サイトが安全である理由について、一通り解説しました。個人間で取引ができるようになったことは、より距離の近い直接的な取引ができるようになった反面、違法な取引の助長につながるなどの危険性も大きくなってきています。

 

Amazonギフト券の買取の際は、買取デラックスまでお問い合わせください。ホームページにおいて古物商許可番号も含めた会社情報を明確に記載しており、安心して取引可能です。また業界トップの買取率にこだわりつつ、青天井にはなっていない健全な買取率デラックスセールスをしています。

 

また、最短で10分の迅速丁寧な対応で、取引の全てをWebで完結させることが可能です。ぜひ