ゲラゲラと豪快に笑う事はストレス発散にもなり、笑顔は顔の口角を上げて筋肉を鍛えてくれる事で、たるみ防止や老化を抑える効果もあるんだそうです。

それ位、日々の生活を送る上で笑顔になるという事は大切で、意識的に笑顔を作る事が人生をより豊かに送る上では欠かせない要素の一つになります。

という訳でこの記事では、思いっきり映画を観ながら笑いたい！という方の為に、抱腹絶倒間違いなしのコメディ映画を紹介していきたいと思います。映画を観ながら思い切り笑いたいと思っている方は是非チェックしてみて下さいね。

抱腹絶倒のおすすめコメディ映画を紹介

日本と海外のお笑いは微妙にニュアンスが違います。海外のコメディ映画を観ていると、これって面白い…？と思う事も少なくないでしょう。国や地域によってギャグのセンスは異なりますし、面白いと思うツボは微妙に異なるものです。

という訳でこの記事では、日本人であれば誰もが笑える邦画のコメディ映画を5作品厳選して紹介していきたいと思います。Amazonプライムビデオで無料配信されている作品だけを紹介していきますので、プライム会員の方は特に必見です！

ステキな金縛り

国内のコメディ映画の巨匠と言えば三谷幸喜！そう思っている人も少なくないでしょう。そんな三谷幸喜さんが数多く手がけているコメディ映画の中で、最もオススメなのがこちらのステキな金縛りです。

2011年10月29日に公開された本作は、法廷サスペンスコメディエンタテインメントムービーとして、主演の深津絵里と西田敏行が観ている人を爆笑の渦に巻き込みます。

妻殺しの容疑で逮捕された男の弁護を担当する宝生エミ（深津絵里）は将来性が全くない三流弁護士です。殺人現場には数多くの証拠が残されており、弁護士も三流なので勝てる見込みが全くない裁判でした。

そんな裁判で容疑がかけられている男は『証拠は私を犯人に仕立てるためのトリックで、その日は旅館で一晩中金縛りにあっていた。落ち武者が私の上にまたがっていた為に動けなかった』と主張。ありえないアリバイである為にエミは旅館に赴くと、そこには落ち武者である更科六兵衛（西田敏行）の姿が…

特定の人にしか見えない更科六兵衛。非科学的な事を嫌う検事を相手に、見えない更科六兵衛を使い一連の試みはトリックであり法的に無効である事を主張し証明しようとします。

全編を通して三谷ワールド全開のコメディです。前代未聞の斬新な設定で、観ている人は次にどうなるのかというストーリー展開の興味が膨らむ秀作。ちょい役で深田恭子や篠原涼子などの大女優が登場する事でも知られています。思いっきり笑って、そして最後はほろっと泣ける、そんなコメディ映画です。

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トリック

仲間由紀恵と阿部寛が主演を務め、2000年7月7日から放送されたテレビドラマシリーズが大ヒットし、その後も続編や映画化と幅広く展開していったトリック。Amazonプライムビデオでは3つのドラマシリーズと映画など、トリックのこれまでの全ての作品を無料で閲覧する事が出来ます。

サスペンス推理ドラマでありながら随所に盛り込まれたシュールな笑いが話題になる本作。時事ネタを取り扱う事でも知られていて、作品を観ているとその時に話題になっていた事柄を随所で引用する形で笑いに変換している事が分かります。

ストーリーは自称天才マジシャンである山田奈緒子（仲間由紀恵）と、日本科学技術大学物理学教授の上田次郎（阿部寛）のコンビが、日常では起こりえない超常現象や奇怪な事件を解決していくというストーリー。

ドラマは全体的にバラエティ番組の要素を取り込んだような構成になっており、ストーリーには全く関係ないギャグやパロディが頻繁に登場します。台詞・視覚的・音響で笑わす演出が多様されているので、どの回も笑いながら観る事が出来ます。

もちろん本筋である、犯人は誰なのか？トリックは何なのか？という点もしっかりと描かれています。長く愛されたドラマでシリーズは高視聴率を記録。まだ観ていないという方は絶対に観た方が良いです。

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ぼくたちと駐在さんの７００日戦争

ぼくたちと駐在さんの700日戦争は2006年3月から一般ブログの中のエッセイとして書かれていたもので、FC2ブログとして独立公開されたものが原作です。アメリカ版ではワールドトップブログのユーモア部門で1位を獲得しています。

舞台は1970年代の山形県。高校生グループと警察官とのイタズラ戦争をユーモアたっぷりに描いている作品で、心温まるコメディ映画となっています。

主体はコメディとなっているものの、人情話・社会問題・アクション・推理・恋愛などの様々な要素を組み合わせた構成になっていて、巧妙なストーリーが多くの人を魅了しました。

田舎に暮らす高校生はとにかく毎日暇。暇な高校生活を満喫する僕たちの唯一の楽しみはママチャリが考えるイタズラを実行する事のみ。イタズラにひるまない、美人な奥さんがいる駐在さんに仕掛けるしょうもないイタズラの数々…駐在さんとぼくたちのしょうもなさすぎる戦争が始まります。

コメディ要素だけでなくホロっと涙してしまうようなシーンがある事もこの映画の特徴です。笑って泣いて…そんな映画を観たいという方には特にオススメです。

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少年メリケンサック

三谷幸喜以外の日本コメディ映画界の巨匠と言えば、数々のドラマや映画の脚本監督を手がけている宮藤官九郎です。そんな宮藤官九郎で最もオススメしたいコメディ映画はメリケンサック。清楚な印象がある主演の宮崎あおいさんのパンクファッションが話題を呼び話題になりました。

キャッチコピーは「好きです！パンク！嘘です！」。レコード会社の新人発掘担当として働く主人公のかんな（宮崎あおい）は、ある日ネットで絶賛されている少年メリケンサックというパンクバンドを偶然発見します。スカウトの為に訪れると、既にそのバンドは25年前に解散しており、当時のメンバーは落伍者のような駄目オヤジばかり…

しかし少年メリケンサックのネット上での人気は高まります。ライブツアーも決まってしまい大変な事態に。駄目人間ばかりのバンドを復活させるべく、マネージャーとしてかんなが奮闘していきます。

普段はだらしなくて駄目人間全開のオヤジ達が、宮崎あおいに発破をかけられながら奮闘する姿は、コメディ映画として秀逸であるだけでなく、頑張っている姿を観ているだけで勇気をもらえるような気持ちになってきます。

とつぜん怒ったり、泣いたり、笑ったり、呆れたりと様々な表情を見せてくれる宮崎あおいの演技はさすがの一言。ヤンチャでキュートな演技は非常に面白いです。宮藤官九郎ワールド全開の作品になっていて、宮藤作品に欠かせない多くの俳優が集結しています。必見の価値ありの作品なので是非！

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カメラを止めるな

2018年公開時、日本全国でカメ止めブームを巻き起こした本作。予算300万円のインディーズ映画でありながらSNSなどの口コミ効果で日本全国の映画館で公開され、国内外で数多くの映画賞を総なめにしました。2018年に邦画興行収入は31億円でランキング7位に輝いています。

本作の見所は何と言っても前半37分間のノンストップゾンビドラマと、全く異なる趣向を誇る後半部分。「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」というキャッチコピーがそっくりそのまま当てはまり、映画館に2回観に行く人が急増。1回目と2回目で冒頭部分の印象が全く異なるという特殊な映画になっています。

とある郊外の廃墟でゾンビものの自主映画を撮影しているクルー。クライマックスシーンの撮影中にカメラマンが血まみれのゾンビに変貌、ほかのスタッフも次々に犠牲になっていくなど狂気的なシーンが続きます。ハンディカメラでゾンビに追われるという緊迫のシーンが続く中、最後は屋上に追い詰められた女優がゾンビ化した恋人の首を斧ではねて終わり…

ここまで聞くと普通のゾンビ映画のように思いますが、冒頭37分間のゾンビ映画が終了してから、この映画は一変します。まだ観た事がないという方はAmazonプライムビデオで無料で観る事が出来ますので是非。1回観たという方も2回目だと印象が変わります。

抱腹絶倒間違いなしの超名作！観ていない人は是非！

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まとめ

映画はその世界に没頭する事が出来る為、コメディ映画は普段あまり笑わないという方にもオススメです。独特の世界観で演出される笑いは、日常のストレスや疲れを解消してくれる効果もありますよ。意識的に笑顔になる機会を作る事はとても大切なものです。

上記で紹介しているコメディ映画はただ笑えるだけではありません。もちろん秀逸でレベルの高いギャグエッセンスは多くありますが、ストーリーも良く、ほろっと泣けてしまうような脚本も魅力の一つです。ただ笑うだけのコメディ映画に飽きてしまったという方も是非チェックしてみて下さいね！