Amazonプライムで配信されている、思わず夢中になれる恋愛モノの洋画5選 カテゴリ:アマゾンプライムビデオ 投稿日:6月 9, 2020 スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!! 【インド/2012年】 『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!! 』は、インドの学園ものの青春&恋愛映画です。インドが誇る映画の街ムンバイを拠点にするいわゆる「ボリウッド」映画のひとつです。しかし非常に洗練された美男美女たちが主要キャストに選ばれていることや、最先端のインドのシティボーイ&シティガール達の生活を描いていることから、インド映画らしさをまったく感じさせない雰囲気になっています。 世界一のセレブ学園を舞台に、ふたりの少年、ロハンとアビの友情・恋愛を中心に物語が進んでいきます。ロハンは親から認められるような成績が取れずギターばかり弾いている少年で、アビは庶民の出で家柄はよくないものの学業・スポーツすべてが優秀な少年です。そういった対照的なふたりのイケメンの青春模様を主軸とし、シーンの随所にインド映画らしい歌や踊りが組み込まれた、インド風の華やかな学園ミュージカルです。 あらすじ 病に倒れた老齢の学園長の危篤を聞き、病院に集まったのはかつての教え子たちでした。みんなが共通して覚えているのは、10年前のことです。引き裂かれた友情や愛情のもつれなど、各々がもやもやを抱えながら、10年前の学園生活をそれぞれが回想していきます。 名門私立学校「聖テレーザ学園」では、すべての生徒の中からナンバーワンを決める大会(コンテスト)が毎年のように行われています。ここでは生徒たちの誰もが「スチューデント・オブ・ザ・イヤー」を目指して、勉学やスポーツに明け暮れていました。 そんな中でナンバーワンを有力視されていたのが、大物実業家の息子ロハンと、庶民の家系ながらも文武両道の優秀さであっという間にナンバーワン候補に躍り出た転校生アビだったのです。ふたりはとあるきっかけから親友になり、ロハンの友人たちの仲よしグループにアビが合流、青春を謳歌していました。 ロハンのガールフレンドであるシャナーヤは、自分を放置してさまざまな女の子と遊ぶロハンに不満を抱いています。しかしアビがわざと割って入ることによりロハンの嫉妬を誘発し、結果的にシャナーヤと仲直りできたロハンは、アビに無二の友情を誓いました。しかしこの一件を機に、アビはシャナーヤに恋してしまいます。 アビはわざとシャナーヤに冷たくしていましたが、大会が近づくにつれふたりは急接近します。お互いに惹かれあってキスしてしまったところをロハンに目撃され、ロハンとアビはその日から「敵同士」になってしまいました。 アビもまたロハンを敵視し、激化する争いはふたりの周りにいる友人たちにまで波及してしまいます。大会が近づくにつれ、仲よしグループの友情は粉々に砕け散ってしまいました。 大会が進行するにつれ、かつての友人たちは各々の思惑を胸に次々と勝ち残っていきます。いったい誰が優勝するのか、そして10年後に学園長が危篤になってしまった原因はどこにあるのか……。 見どころ とにかく美男美女勢揃いで物語が進行していき、一見非常に華やかで賑やかな映画に思えることでしょう。とく男性俳優のイケメンぶりは西洋映画に引けを取らないほどのレベルで、とくアビ役のシッダールト・マルホトラが仕草ひとつで学園のプリンスとして躍進していくさまが、ポップなダンスシーンによって表現されています。 ただし同じくボリウッドの映画作品『きっと、うまくいく』で描かれているような、限られたカリスマにみんなが魅了されていくといった描写ではありません。仲よしグループであっても少しのきっかけで友情が敵対関係にまで反転してしまうなど、若者同士の危うく脆い友情のリアルがまざまざと描かれています。 まっすぐな青春ものと思わせて、10年後の不穏な状況からスタートさせるみせ方もミステリアスで、常に先が気になって仕方ありません。ぜひともAmazonプライムでみてみましょう。 博士と彼女のセオリー【イギリス/2014年】 『博士と彼女のセオリー』は、2014年に公開されたイギリスの伝記映画です。物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と、彼の妻であるジェーン・ホーキングの実際の関係を元にしたストーリーが描かれています。第87回アカデミー賞において5部門にノミネート、主演のエディ・レッドメインが主演男優賞を受賞しました。 あらすじ ときは1960年代、ケンブリッジ大学において物理学を専攻し勉強に励んでいたスティーヴン・ホーキングは、同じケンブリッジで文学を専攻する少女ジェーンと恋仲になります。しかしホーキングは徐々に体の自由がきかなくなっていきます。倒れて医師の診察を受けた結果、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断され、余命2年を宣告されるのです。 余命が短い中でふたりは親たちの反対を押し切って結婚し、子どもをもうけます。子どもを育てつつ、徐々に研究実績を積み上げながらも、スティーヴンは体が不自由になっていきました。そんなスティーヴンの介護に疲れたジェーンは、教会の聖歌隊で指導をしていたジョナサンをピアノ教師として家庭に招き、やがてジョナサンに惹かれていくことになります。 スティーヴンは更なる試練に見舞われ声を失うことになりながらも、世界的ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』を上梓しますが、ふたりの関係はもう修復不可能となっていました。 見どころ 最も感動的な見どころは、余命宣告をされて落ち込んでいるスティーヴンに対して、ジェーンが彼のメガネを拭いてあげながら告げた「I love you」です。このメガネを拭くシーンはふたりが離れてしまった終盤にも、とある重要なシーンにおいてもう1度生きてくることになります。この見せ方はセリフの言い回しから仕草まで、すべてが感動的です。 自分のセオリーを信じて、持病に負けずに研究に突き進むスティーヴンの不器用な生き方と、ジェーンとスティーヴンそれぞれの弱さと強さが描かれます。綺麗ごとだけでは済まないリアルが、この映画が「伝記映画」であることを思い出させてくれます。 ムトゥ 踊るマハラジャ【インド/1995年】 『ムトゥ 踊るマハラジャ』は、1995年に公開されたインド映画(タミル語映画)です。ヒンディー語映画ではないためいわゆる「ボリウッド」ではありませんが、日本での公開時に大ヒットとなり、これまでになかった規模でのインド映画ブームを巻き起こしました。 華やかでちょっとトボけた印象のあるポップなダンスシーンと、まさに「インド映画といえばコレ!」というくらい、日本におけるインド映画のイメージを決定づけた作品です。 あらすじ 大地主ラージャーに仕えるムトゥは、持ち前の明るい性格と腕っぷしの強さから、主人や使用人仲間からの人望も厚い好青年です。ムトゥの伯父であるアンバラは逆にがめつい人物で、ラージャーの財産目当てに娘パドミニとラージャーとの結婚を画策していました。 しかしラージャーは、ムトゥを連れて行った芝居において看板女優のランガ(ランガナーヤキ)に一目惚れしてしまいます。巡業先で借金取りたちに連れ去られたランガをラージャーの命令で助けたムトゥは、隣の州への逃避行の間に、ランガと愛を深めてしまいます。そのままランガを屋敷で働かせるよう取り計らい、ラージャーは自らとの結婚のために屋敷に来たと勘違いし、ランガを歓迎しました。 自分の思惑とは違う女と結婚を決めたムトゥに怒った伯父アンバラは、ムトゥが屋敷の財産を狙っているとラージャーに密告し激怒させ、ムトゥを屋敷から追い出してしまいます。ラージャーの母シヴァガーミは息子を叱責し、ムトゥの出生の秘密を明かすのです。 見どころ コメディ映画の印象がありますが、ランガを巡る恋愛面での大波乱も見どころとなっています。ムトゥとラージャー、そして悪役アンバラを主軸とした財産や権力を巡る混乱も目玉ですが、3分の2くらいは実質的にラブコメ展開です。後半からはムトゥの出生の秘密が明かされ、さまざまな謀略を打ち破りながらハッピーエンドに向かっていくドラマティックな展開となっています。最後にムトゥの隣にいるのは誰なのか、ぜひともご自身の目でご覧ください。 ローマの休日【アメリカ/1953年】 『ローマの休日』は1953年のアメリカ映画で、誰もが知る古典映画の傑作として、長らく語り継がれてきた名作です。 庶民の男がプリンセスを連れ去るという、昔ながらの童話のような映画でもあります。さらにローマの景色の魅力的な切り取り方や、白黒映画にもかかわらず華やかに舞うヘプバーンの美貌で、50年以上経った今でもなお愛される恋愛映画の金字塔です。 あらすじ 某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問していました。しかし最後の滞在地であるローマで、あまりに過密なスケジュールや自由のない生活への不満からヒステリーを起こし、密かに城を抜け出してしまいます。 抜け出す直前に鎮静剤を打っていた彼女は、道端にあるベンチでうとうととしてしまいます。そこを通りかかったアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーは、そんな彼女を見かねて介抱しますが、彼女はいつの間にかジョーのアパートについてきてしまうのです。 翌日の昼に彼女の正体を知ってしまったジョーは、王女のお忍びでのローマ体験はスクープになると考えて、自分の職業を偽って王女をローマの街に連れ出します。 見どころ この映画の見どころはなんといっても、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女の無邪気な様子です。仕草や表情一つひとつが華やかでどこかあどけなく、本当に好奇心旺盛な王族の娘が城を抜け出して遊びまわっているかのような気品をまとっています。 そんなオードリー・ヘプバーンに負けないほどの魅力を放っているのが、ローマの街の風景です。昔ながらのヨーロッパのよさがこれでもかというほど詰め込まれ、ローマの誇る名所のほとんどを目まぐるしく周っていく映画全体のテンポの良さも見どころでしょう。イタリアの誇る首都ローマの、魅力的な側面が全面的に描かれています。 よくテレビでも映される、真実の口でジョーが自らの手を真実の口に食べられてしまったかのように見せるシーンでの、オードリー・ヘプバーンのリアクションには思わずキュンとするかもしれません。 アラジン 新たなる冒険【フランス/2015年】 『アラジン 新たなる冒険』は、古くからさまざまな形で映画化がされてきた千夜一夜物語を主軸にした冒険ロマンス活劇です。アラジンというモチーフからは考えられないのですが、なんと意外にもフランス映画です。フランス流のさまざまなコメディが盛り込まれ、大波乱を巻き起こします。 あらすじ 舞台は砂漠の中のある王国です。貧しい若者であるサム(アラジン)は友人と結託し、なんの効果もないインチキな薬を売り歩いて糊口をしのぐ日々を過ごしていました。ある日客の中にいた美しい女性に一目惚れしたアラジンですが、ひょんな事から役人にインチキがばれてしまい、砂漠に連れ去られてしまいます。 実はこのときの女性は、度々城を抜け出していた王女シャリアでした。シャリアは一度だけ出会ったアラジンに好意を抱き、紹介される婚約者との結婚にも気が進まない様子です。一方でアラジンは砂漠の老人からなんでも願いが叶うランプの伝説を聞き、冒険の末についにランプを手に入れますが……。 見どころ この映画の冒頭は、冴えない若者サムがサンタクロースの衣装でのアルバイト中、子どもたちに「新アラジン」として物語を語り聞かせる場面から始まります。いきなりのメタ展開に驚きながらも、このやる気のない若者の語りで映画が進行する様子はとてもシュールでおもしろいことでしょう。 空飛ぶ絨毯が機械仕掛けである、砂漠のど真ん中に「止まれ」の標識があるなど、どうもトボけた描写を挟みながらいい加減に進んでいくストーリーは思わぬ展開へ向かいます。変な映画ですが、テンポはよいので楽しくみられることでしょう。 まとめ 今回はAmazonプライムビデオでみられる、おすすめの恋愛映画を5つご紹介しました。恋愛をテーマにしつつも青春や冒険など、さまざまな色合いを重層的に含んだ作品を中心に選出しましたが、気になる作品は見つかったでしょうか。Amazonプライムでぜひとも、さまざま恋愛映画を探してみてください。 買取ボブでは、Amazonプライムビデオの購入やレンタルにも使える、Amazonギフト券の高価買取を行っています。手元にある未登録のAmazonギフト券を売ろうか検討されているなら、ぜひ弊社にご相談ください。 アマゾンプライムビデオの最近の投稿 フリマサイトやリサイクルショップで意外に売れるものとは? 楽天ポイントギフトカードのメリット7つと、利用する際の注意点を解説 Amazonほしい物リストとは?使い道・作り方・注意点を分かりやすく解説 号泣必至!Amazonプライムビデオの泣ける邦画おすすめ5選
カテゴリ:アマゾンプライムビデオ 投稿日:6月 9, 2020 スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!! 【インド/2012年】 『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!! 』は、インドの学園ものの青春&恋愛映画です。インドが誇る映画の街ムンバイを拠点にするいわゆる「ボリウッド」映画のひとつです。しかし非常に洗練された美男美女たちが主要キャストに選ばれていることや、最先端のインドのシティボーイ&シティガール達の生活を描いていることから、インド映画らしさをまったく感じさせない雰囲気になっています。 世界一のセレブ学園を舞台に、ふたりの少年、ロハンとアビの友情・恋愛を中心に物語が進んでいきます。ロハンは親から認められるような成績が取れずギターばかり弾いている少年で、アビは庶民の出で家柄はよくないものの学業・スポーツすべてが優秀な少年です。そういった対照的なふたりのイケメンの青春模様を主軸とし、シーンの随所にインド映画らしい歌や踊りが組み込まれた、インド風の華やかな学園ミュージカルです。 あらすじ 病に倒れた老齢の学園長の危篤を聞き、病院に集まったのはかつての教え子たちでした。みんなが共通して覚えているのは、10年前のことです。引き裂かれた友情や愛情のもつれなど、各々がもやもやを抱えながら、10年前の学園生活をそれぞれが回想していきます。 名門私立学校「聖テレーザ学園」では、すべての生徒の中からナンバーワンを決める大会(コンテスト)が毎年のように行われています。ここでは生徒たちの誰もが「スチューデント・オブ・ザ・イヤー」を目指して、勉学やスポーツに明け暮れていました。 そんな中でナンバーワンを有力視されていたのが、大物実業家の息子ロハンと、庶民の家系ながらも文武両道の優秀さであっという間にナンバーワン候補に躍り出た転校生アビだったのです。ふたりはとあるきっかけから親友になり、ロハンの友人たちの仲よしグループにアビが合流、青春を謳歌していました。 ロハンのガールフレンドであるシャナーヤは、自分を放置してさまざまな女の子と遊ぶロハンに不満を抱いています。しかしアビがわざと割って入ることによりロハンの嫉妬を誘発し、結果的にシャナーヤと仲直りできたロハンは、アビに無二の友情を誓いました。しかしこの一件を機に、アビはシャナーヤに恋してしまいます。 アビはわざとシャナーヤに冷たくしていましたが、大会が近づくにつれふたりは急接近します。お互いに惹かれあってキスしてしまったところをロハンに目撃され、ロハンとアビはその日から「敵同士」になってしまいました。 アビもまたロハンを敵視し、激化する争いはふたりの周りにいる友人たちにまで波及してしまいます。大会が近づくにつれ、仲よしグループの友情は粉々に砕け散ってしまいました。 大会が進行するにつれ、かつての友人たちは各々の思惑を胸に次々と勝ち残っていきます。いったい誰が優勝するのか、そして10年後に学園長が危篤になってしまった原因はどこにあるのか……。 見どころ とにかく美男美女勢揃いで物語が進行していき、一見非常に華やかで賑やかな映画に思えることでしょう。とく男性俳優のイケメンぶりは西洋映画に引けを取らないほどのレベルで、とくアビ役のシッダールト・マルホトラが仕草ひとつで学園のプリンスとして躍進していくさまが、ポップなダンスシーンによって表現されています。 ただし同じくボリウッドの映画作品『きっと、うまくいく』で描かれているような、限られたカリスマにみんなが魅了されていくといった描写ではありません。仲よしグループであっても少しのきっかけで友情が敵対関係にまで反転してしまうなど、若者同士の危うく脆い友情のリアルがまざまざと描かれています。 まっすぐな青春ものと思わせて、10年後の不穏な状況からスタートさせるみせ方もミステリアスで、常に先が気になって仕方ありません。ぜひともAmazonプライムでみてみましょう。 博士と彼女のセオリー【イギリス/2014年】 『博士と彼女のセオリー』は、2014年に公開されたイギリスの伝記映画です。物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と、彼の妻であるジェーン・ホーキングの実際の関係を元にしたストーリーが描かれています。第87回アカデミー賞において5部門にノミネート、主演のエディ・レッドメインが主演男優賞を受賞しました。 あらすじ ときは1960年代、ケンブリッジ大学において物理学を専攻し勉強に励んでいたスティーヴン・ホーキングは、同じケンブリッジで文学を専攻する少女ジェーンと恋仲になります。しかしホーキングは徐々に体の自由がきかなくなっていきます。倒れて医師の診察を受けた結果、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断され、余命2年を宣告されるのです。 余命が短い中でふたりは親たちの反対を押し切って結婚し、子どもをもうけます。子どもを育てつつ、徐々に研究実績を積み上げながらも、スティーヴンは体が不自由になっていきました。そんなスティーヴンの介護に疲れたジェーンは、教会の聖歌隊で指導をしていたジョナサンをピアノ教師として家庭に招き、やがてジョナサンに惹かれていくことになります。 スティーヴンは更なる試練に見舞われ声を失うことになりながらも、世界的ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』を上梓しますが、ふたりの関係はもう修復不可能となっていました。 見どころ 最も感動的な見どころは、余命宣告をされて落ち込んでいるスティーヴンに対して、ジェーンが彼のメガネを拭いてあげながら告げた「I love you」です。このメガネを拭くシーンはふたりが離れてしまった終盤にも、とある重要なシーンにおいてもう1度生きてくることになります。この見せ方はセリフの言い回しから仕草まで、すべてが感動的です。 自分のセオリーを信じて、持病に負けずに研究に突き進むスティーヴンの不器用な生き方と、ジェーンとスティーヴンそれぞれの弱さと強さが描かれます。綺麗ごとだけでは済まないリアルが、この映画が「伝記映画」であることを思い出させてくれます。 ムトゥ 踊るマハラジャ【インド/1995年】 『ムトゥ 踊るマハラジャ』は、1995年に公開されたインド映画(タミル語映画)です。ヒンディー語映画ではないためいわゆる「ボリウッド」ではありませんが、日本での公開時に大ヒットとなり、これまでになかった規模でのインド映画ブームを巻き起こしました。 華やかでちょっとトボけた印象のあるポップなダンスシーンと、まさに「インド映画といえばコレ!」というくらい、日本におけるインド映画のイメージを決定づけた作品です。 あらすじ 大地主ラージャーに仕えるムトゥは、持ち前の明るい性格と腕っぷしの強さから、主人や使用人仲間からの人望も厚い好青年です。ムトゥの伯父であるアンバラは逆にがめつい人物で、ラージャーの財産目当てに娘パドミニとラージャーとの結婚を画策していました。 しかしラージャーは、ムトゥを連れて行った芝居において看板女優のランガ(ランガナーヤキ)に一目惚れしてしまいます。巡業先で借金取りたちに連れ去られたランガをラージャーの命令で助けたムトゥは、隣の州への逃避行の間に、ランガと愛を深めてしまいます。そのままランガを屋敷で働かせるよう取り計らい、ラージャーは自らとの結婚のために屋敷に来たと勘違いし、ランガを歓迎しました。 自分の思惑とは違う女と結婚を決めたムトゥに怒った伯父アンバラは、ムトゥが屋敷の財産を狙っているとラージャーに密告し激怒させ、ムトゥを屋敷から追い出してしまいます。ラージャーの母シヴァガーミは息子を叱責し、ムトゥの出生の秘密を明かすのです。 見どころ コメディ映画の印象がありますが、ランガを巡る恋愛面での大波乱も見どころとなっています。ムトゥとラージャー、そして悪役アンバラを主軸とした財産や権力を巡る混乱も目玉ですが、3分の2くらいは実質的にラブコメ展開です。後半からはムトゥの出生の秘密が明かされ、さまざまな謀略を打ち破りながらハッピーエンドに向かっていくドラマティックな展開となっています。最後にムトゥの隣にいるのは誰なのか、ぜひともご自身の目でご覧ください。 ローマの休日【アメリカ/1953年】 『ローマの休日』は1953年のアメリカ映画で、誰もが知る古典映画の傑作として、長らく語り継がれてきた名作です。 庶民の男がプリンセスを連れ去るという、昔ながらの童話のような映画でもあります。さらにローマの景色の魅力的な切り取り方や、白黒映画にもかかわらず華やかに舞うヘプバーンの美貌で、50年以上経った今でもなお愛される恋愛映画の金字塔です。 あらすじ 某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問していました。しかし最後の滞在地であるローマで、あまりに過密なスケジュールや自由のない生活への不満からヒステリーを起こし、密かに城を抜け出してしまいます。 抜け出す直前に鎮静剤を打っていた彼女は、道端にあるベンチでうとうととしてしまいます。そこを通りかかったアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーは、そんな彼女を見かねて介抱しますが、彼女はいつの間にかジョーのアパートについてきてしまうのです。 翌日の昼に彼女の正体を知ってしまったジョーは、王女のお忍びでのローマ体験はスクープになると考えて、自分の職業を偽って王女をローマの街に連れ出します。 見どころ この映画の見どころはなんといっても、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女の無邪気な様子です。仕草や表情一つひとつが華やかでどこかあどけなく、本当に好奇心旺盛な王族の娘が城を抜け出して遊びまわっているかのような気品をまとっています。 そんなオードリー・ヘプバーンに負けないほどの魅力を放っているのが、ローマの街の風景です。昔ながらのヨーロッパのよさがこれでもかというほど詰め込まれ、ローマの誇る名所のほとんどを目まぐるしく周っていく映画全体のテンポの良さも見どころでしょう。イタリアの誇る首都ローマの、魅力的な側面が全面的に描かれています。 よくテレビでも映される、真実の口でジョーが自らの手を真実の口に食べられてしまったかのように見せるシーンでの、オードリー・ヘプバーンのリアクションには思わずキュンとするかもしれません。 アラジン 新たなる冒険【フランス/2015年】 『アラジン 新たなる冒険』は、古くからさまざまな形で映画化がされてきた千夜一夜物語を主軸にした冒険ロマンス活劇です。アラジンというモチーフからは考えられないのですが、なんと意外にもフランス映画です。フランス流のさまざまなコメディが盛り込まれ、大波乱を巻き起こします。 あらすじ 舞台は砂漠の中のある王国です。貧しい若者であるサム(アラジン)は友人と結託し、なんの効果もないインチキな薬を売り歩いて糊口をしのぐ日々を過ごしていました。ある日客の中にいた美しい女性に一目惚れしたアラジンですが、ひょんな事から役人にインチキがばれてしまい、砂漠に連れ去られてしまいます。 実はこのときの女性は、度々城を抜け出していた王女シャリアでした。シャリアは一度だけ出会ったアラジンに好意を抱き、紹介される婚約者との結婚にも気が進まない様子です。一方でアラジンは砂漠の老人からなんでも願いが叶うランプの伝説を聞き、冒険の末についにランプを手に入れますが……。 見どころ この映画の冒頭は、冴えない若者サムがサンタクロースの衣装でのアルバイト中、子どもたちに「新アラジン」として物語を語り聞かせる場面から始まります。いきなりのメタ展開に驚きながらも、このやる気のない若者の語りで映画が進行する様子はとてもシュールでおもしろいことでしょう。 空飛ぶ絨毯が機械仕掛けである、砂漠のど真ん中に「止まれ」の標識があるなど、どうもトボけた描写を挟みながらいい加減に進んでいくストーリーは思わぬ展開へ向かいます。変な映画ですが、テンポはよいので楽しくみられることでしょう。 まとめ 今回はAmazonプライムビデオでみられる、おすすめの恋愛映画を5つご紹介しました。恋愛をテーマにしつつも青春や冒険など、さまざまな色合いを重層的に含んだ作品を中心に選出しましたが、気になる作品は見つかったでしょうか。Amazonプライムでぜひとも、さまざま恋愛映画を探してみてください。 買取ボブでは、Amazonプライムビデオの購入やレンタルにも使える、Amazonギフト券の高価買取を行っています。手元にある未登録のAmazonギフト券を売ろうか検討されているなら、ぜひ弊社にご相談ください。
スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!! 【インド/2012年】
『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!! 』は、インドの学園ものの青春&恋愛映画です。インドが誇る映画の街ムンバイを拠点にするいわゆる「ボリウッド」映画のひとつです。しかし非常に洗練された美男美女たちが主要キャストに選ばれていることや、最先端のインドのシティボーイ&シティガール達の生活を描いていることから、インド映画らしさをまったく感じさせない雰囲気になっています。
世界一のセレブ学園を舞台に、ふたりの少年、ロハンとアビの友情・恋愛を中心に物語が進んでいきます。ロハンは親から認められるような成績が取れずギターばかり弾いている少年で、アビは庶民の出で家柄はよくないものの学業・スポーツすべてが優秀な少年です。そういった対照的なふたりのイケメンの青春模様を主軸とし、シーンの随所にインド映画らしい歌や踊りが組み込まれた、インド風の華やかな学園ミュージカルです。
あらすじ
病に倒れた老齢の学園長の危篤を聞き、病院に集まったのはかつての教え子たちでした。みんなが共通して覚えているのは、10年前のことです。引き裂かれた友情や愛情のもつれなど、各々がもやもやを抱えながら、10年前の学園生活をそれぞれが回想していきます。
名門私立学校「聖テレーザ学園」では、すべての生徒の中からナンバーワンを決める大会(コンテスト)が毎年のように行われています。ここでは生徒たちの誰もが「スチューデント・オブ・ザ・イヤー」を目指して、勉学やスポーツに明け暮れていました。
そんな中でナンバーワンを有力視されていたのが、大物実業家の息子ロハンと、庶民の家系ながらも文武両道の優秀さであっという間にナンバーワン候補に躍り出た転校生アビだったのです。ふたりはとあるきっかけから親友になり、ロハンの友人たちの仲よしグループにアビが合流、青春を謳歌していました。
ロハンのガールフレンドであるシャナーヤは、自分を放置してさまざまな女の子と遊ぶロハンに不満を抱いています。しかしアビがわざと割って入ることによりロハンの嫉妬を誘発し、結果的にシャナーヤと仲直りできたロハンは、アビに無二の友情を誓いました。しかしこの一件を機に、アビはシャナーヤに恋してしまいます。
アビはわざとシャナーヤに冷たくしていましたが、大会が近づくにつれふたりは急接近します。お互いに惹かれあってキスしてしまったところをロハンに目撃され、ロハンとアビはその日から「敵同士」になってしまいました。
アビもまたロハンを敵視し、激化する争いはふたりの周りにいる友人たちにまで波及してしまいます。大会が近づくにつれ、仲よしグループの友情は粉々に砕け散ってしまいました。
大会が進行するにつれ、かつての友人たちは各々の思惑を胸に次々と勝ち残っていきます。いったい誰が優勝するのか、そして10年後に学園長が危篤になってしまった原因はどこにあるのか……。
見どころ
とにかく美男美女勢揃いで物語が進行していき、一見非常に華やかで賑やかな映画に思えることでしょう。とく男性俳優のイケメンぶりは西洋映画に引けを取らないほどのレベルで、とくアビ役のシッダールト・マルホトラが仕草ひとつで学園のプリンスとして躍進していくさまが、ポップなダンスシーンによって表現されています。
ただし同じくボリウッドの映画作品『きっと、うまくいく』で描かれているような、限られたカリスマにみんなが魅了されていくといった描写ではありません。仲よしグループであっても少しのきっかけで友情が敵対関係にまで反転してしまうなど、若者同士の危うく脆い友情のリアルがまざまざと描かれています。
まっすぐな青春ものと思わせて、10年後の不穏な状況からスタートさせるみせ方もミステリアスで、常に先が気になって仕方ありません。ぜひともAmazonプライムでみてみましょう。
博士と彼女のセオリー【イギリス/2014年】
『博士と彼女のセオリー』は、2014年に公開されたイギリスの伝記映画です。物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と、彼の妻であるジェーン・ホーキングの実際の関係を元にしたストーリーが描かれています。第87回アカデミー賞において5部門にノミネート、主演のエディ・レッドメインが主演男優賞を受賞しました。
あらすじ
ときは1960年代、ケンブリッジ大学において物理学を専攻し勉強に励んでいたスティーヴン・ホーキングは、同じケンブリッジで文学を専攻する少女ジェーンと恋仲になります。しかしホーキングは徐々に体の自由がきかなくなっていきます。倒れて医師の診察を受けた結果、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断され、余命2年を宣告されるのです。
余命が短い中でふたりは親たちの反対を押し切って結婚し、子どもをもうけます。子どもを育てつつ、徐々に研究実績を積み上げながらも、スティーヴンは体が不自由になっていきました。そんなスティーヴンの介護に疲れたジェーンは、教会の聖歌隊で指導をしていたジョナサンをピアノ教師として家庭に招き、やがてジョナサンに惹かれていくことになります。
スティーヴンは更なる試練に見舞われ声を失うことになりながらも、世界的ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』を上梓しますが、ふたりの関係はもう修復不可能となっていました。
見どころ
最も感動的な見どころは、余命宣告をされて落ち込んでいるスティーヴンに対して、ジェーンが彼のメガネを拭いてあげながら告げた「I love you」です。このメガネを拭くシーンはふたりが離れてしまった終盤にも、とある重要なシーンにおいてもう1度生きてくることになります。この見せ方はセリフの言い回しから仕草まで、すべてが感動的です。
自分のセオリーを信じて、持病に負けずに研究に突き進むスティーヴンの不器用な生き方と、ジェーンとスティーヴンそれぞれの弱さと強さが描かれます。綺麗ごとだけでは済まないリアルが、この映画が「伝記映画」であることを思い出させてくれます。
ムトゥ 踊るマハラジャ【インド/1995年】
『ムトゥ 踊るマハラジャ』は、1995年に公開されたインド映画(タミル語映画)です。ヒンディー語映画ではないためいわゆる「ボリウッド」ではありませんが、日本での公開時に大ヒットとなり、これまでになかった規模でのインド映画ブームを巻き起こしました。
華やかでちょっとトボけた印象のあるポップなダンスシーンと、まさに「インド映画といえばコレ!」というくらい、日本におけるインド映画のイメージを決定づけた作品です。
あらすじ
大地主ラージャーに仕えるムトゥは、持ち前の明るい性格と腕っぷしの強さから、主人や使用人仲間からの人望も厚い好青年です。ムトゥの伯父であるアンバラは逆にがめつい人物で、ラージャーの財産目当てに娘パドミニとラージャーとの結婚を画策していました。
しかしラージャーは、ムトゥを連れて行った芝居において看板女優のランガ(ランガナーヤキ)に一目惚れしてしまいます。巡業先で借金取りたちに連れ去られたランガをラージャーの命令で助けたムトゥは、隣の州への逃避行の間に、ランガと愛を深めてしまいます。そのままランガを屋敷で働かせるよう取り計らい、ラージャーは自らとの結婚のために屋敷に来たと勘違いし、ランガを歓迎しました。
自分の思惑とは違う女と結婚を決めたムトゥに怒った伯父アンバラは、ムトゥが屋敷の財産を狙っているとラージャーに密告し激怒させ、ムトゥを屋敷から追い出してしまいます。ラージャーの母シヴァガーミは息子を叱責し、ムトゥの出生の秘密を明かすのです。
見どころ
コメディ映画の印象がありますが、ランガを巡る恋愛面での大波乱も見どころとなっています。ムトゥとラージャー、そして悪役アンバラを主軸とした財産や権力を巡る混乱も目玉ですが、3分の2くらいは実質的にラブコメ展開です。後半からはムトゥの出生の秘密が明かされ、さまざまな謀略を打ち破りながらハッピーエンドに向かっていくドラマティックな展開となっています。最後にムトゥの隣にいるのは誰なのか、ぜひともご自身の目でご覧ください。
ローマの休日【アメリカ/1953年】
『ローマの休日』は1953年のアメリカ映画で、誰もが知る古典映画の傑作として、長らく語り継がれてきた名作です。
庶民の男がプリンセスを連れ去るという、昔ながらの童話のような映画でもあります。さらにローマの景色の魅力的な切り取り方や、白黒映画にもかかわらず華やかに舞うヘプバーンの美貌で、50年以上経った今でもなお愛される恋愛映画の金字塔です。
あらすじ
某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問していました。しかし最後の滞在地であるローマで、あまりに過密なスケジュールや自由のない生活への不満からヒステリーを起こし、密かに城を抜け出してしまいます。
抜け出す直前に鎮静剤を打っていた彼女は、道端にあるベンチでうとうととしてしまいます。そこを通りかかったアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーは、そんな彼女を見かねて介抱しますが、彼女はいつの間にかジョーのアパートについてきてしまうのです。
翌日の昼に彼女の正体を知ってしまったジョーは、王女のお忍びでのローマ体験はスクープになると考えて、自分の職業を偽って王女をローマの街に連れ出します。
見どころ
この映画の見どころはなんといっても、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女の無邪気な様子です。仕草や表情一つひとつが華やかでどこかあどけなく、本当に好奇心旺盛な王族の娘が城を抜け出して遊びまわっているかのような気品をまとっています。
そんなオードリー・ヘプバーンに負けないほどの魅力を放っているのが、ローマの街の風景です。昔ながらのヨーロッパのよさがこれでもかというほど詰め込まれ、ローマの誇る名所のほとんどを目まぐるしく周っていく映画全体のテンポの良さも見どころでしょう。イタリアの誇る首都ローマの、魅力的な側面が全面的に描かれています。
よくテレビでも映される、真実の口でジョーが自らの手を真実の口に食べられてしまったかのように見せるシーンでの、オードリー・ヘプバーンのリアクションには思わずキュンとするかもしれません。
アラジン 新たなる冒険【フランス/2015年】
『アラジン 新たなる冒険』は、古くからさまざまな形で映画化がされてきた千夜一夜物語を主軸にした冒険ロマンス活劇です。アラジンというモチーフからは考えられないのですが、なんと意外にもフランス映画です。フランス流のさまざまなコメディが盛り込まれ、大波乱を巻き起こします。
あらすじ
舞台は砂漠の中のある王国です。貧しい若者であるサム(アラジン)は友人と結託し、なんの効果もないインチキな薬を売り歩いて糊口をしのぐ日々を過ごしていました。ある日客の中にいた美しい女性に一目惚れしたアラジンですが、ひょんな事から役人にインチキがばれてしまい、砂漠に連れ去られてしまいます。
実はこのときの女性は、度々城を抜け出していた王女シャリアでした。シャリアは一度だけ出会ったアラジンに好意を抱き、紹介される婚約者との結婚にも気が進まない様子です。一方でアラジンは砂漠の老人からなんでも願いが叶うランプの伝説を聞き、冒険の末についにランプを手に入れますが……。
見どころ
この映画の冒頭は、冴えない若者サムがサンタクロースの衣装でのアルバイト中、子どもたちに「新アラジン」として物語を語り聞かせる場面から始まります。いきなりのメタ展開に驚きながらも、このやる気のない若者の語りで映画が進行する様子はとてもシュールでおもしろいことでしょう。
空飛ぶ絨毯が機械仕掛けである、砂漠のど真ん中に「止まれ」の標識があるなど、どうもトボけた描写を挟みながらいい加減に進んでいくストーリーは思わぬ展開へ向かいます。変な映画ですが、テンポはよいので楽しくみられることでしょう。
まとめ
今回はAmazonプライムビデオでみられる、おすすめの恋愛映画を5つご紹介しました。恋愛をテーマにしつつも青春や冒険など、さまざまな色合いを重層的に含んだ作品を中心に選出しましたが、気になる作品は見つかったでしょうか。Amazonプライムでぜひとも、さまざま恋愛映画を探してみてください。
買取ボブでは、Amazonプライムビデオの購入やレンタルにも使える、Amazonギフト券の高価買取を行っています。手元にある未登録のAmazonギフト券を売ろうか検討されているなら、ぜひ弊社にご相談ください。