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Amazonアカウントが停止や閉鎖する9つの理由と復活させる方法

カテゴリ:アマゾンショッピング 投稿日:2月 10, 2020

Amazon購入者としてだけでなく、出品者としても登録することが出来ます。Amazonマーケットプレイス出品者は「セラー」と呼ばれ、法人の他にも個人出品者が商品を出品することがあります。

これからセラーとして登録しようとしている方や、既にセラーとしてAmazonで商品を販売している人からすれば「Amazonアカウントの停止や閉鎖(削除)」はかなり恐ろしいことですよね。

実は、最近ではAmazonアカウントが停止してしまったり、閉鎖されるということが増えていると言われています。月500万円以上売り上げていたような人気のセラーのアカウントが突如停止となってしまった例もあるのです。

では、一体どのような場合にAmazonアカウントは停止されたり、閉鎖(削除)されてしまうのでしょうか?

この記事ではAmazonアカウントが停止されたり、閉鎖されてしまう原因と停止・閉鎖されてしまったAmazonアカウントの復活方法についてご紹介させていただきたいと思います。

Amazonアカウント停止・閉鎖の9つの原因

Amazonアカウントが停止したり、閉鎖となってしまう原因は1つではありません。ここでは考えられる様々な原因をご紹介させていただきたいと思います。

  1. 何度も返品している(購入者)
  2. カスタマーレビューの操作(購入者、出品者)
  3. Amazonの規約違反(購入者、出品者)
  4. 法律違反(購入者、出品者)
  5. 顧客満足度の低下(出品者)
  6. キャンセル率(出品者)
  7. 出荷遅延率(出品者)
  8. 注文不良率(出品者)
  9. 住所変更依頼(出品者)

アカウントが停止されたり・閉鎖されてしまうのは以上のような原因が考えられます。

なお、「Amazonアカウント停止」と「Amazonアカウント閉鎖」では大きく意味が異なります。

Amazonアカウント停止はあくまで一時的な措置であり復活の見込みがあるのに対し、Amazonアカウント閉鎖はアカウントは削除されてしまうため復活の見込みはほぼありません。

Amazonアカウント停止となってからも反省した様子がなく、同じ違反を繰り返しているようだとAmazonアカウント閉鎖となってしまう可能性があるため、くれぐれも注意が必要です。

何度も返品している

まずは購入者の場合からご紹介させていただきたいと思います。話題になることが多いのは出品者側のAmazonアカウントが停止するという話題ですが、購入者側もアカウント停止措置が取られることがあります。

Amazonでは商品の返品・交換のハードルがかなり低くなっていますよね。しかし、だからと言って何度も何度も返品を繰り返すと突然Amazonの購入アカウントが停止となってしまうことがあります。

Amazonの購入アカウントが停止となると、その他にも以下のようなアカウントにアクセスすることが出来なくなります。

  • Amazonマーケットプレイスのアカウント
  • co.jp での買い物に使用するアカウント
  • ほしい物リストとプロフィール
  • アソシエイト・プログラムのアカウント

など。ただし、もちろん不良品ならば返品を行うのは全く問題ありません。常識的な範囲内での返品やキャンセルならアカウント停止の危険はほぼありませんよ。

カスタマーレビューの操作

Amazonで商品を購入する時、多くの人が見ているのがカスタマーレビューです。

現在、Amazonなどのインターネットショッピングサイトのサクラによるやらせレビューが大きな問題となっているのは多くの人がご存知の通りです。

中でも中国製の製品はカスタマーレビューの操作が行われていることが多く、中国製の製品のカスタマーレビューを見てみると「誤字脱字が多い」「日本語がおかしい」レビューをいくつも見つける事ができます。

最近ではこんな記事も話題になりました。

ーでは単刀直入にお聞きします。王さんは日本にいる協力者を通じて、アマゾンにやらせレビューを書き込ませているんですよね。

王:その通りです。金銭を支払う見返りに高評価のレビューを書かせて、自社で開発したワイヤレスイヤホンや携帯型スピーカーなどのIT関連製品の販売を促進しています。というか、そんなことはこの辺りでは誰でも当たり前のようにやっていますよ。坂田地区にはアマゾンにIT機器を出品するネット販売業者が集まっていますが、やらせに手を染めていない業者は存在しないのではないかな。

引用元:アマゾン「やらせレビュー」の首謀者を直撃、楽天も餌食に

野放し状態となっていたやらせレビューですが、問題が大きくなったことで最近ではAmazonもこのようなやらせレビューに対し、厳しい処置を行なっています。

お金を支払ってレビューを依頼したり、自作自演のカスタマーレビューを書き込む行為はアカウント停止になります。サクラレビューを見抜く「サクラチェッカー」などのサービスも登場しているため、間違ってもカスタマーレビューを操作するようなことは行わないようにしましょう。

Amazonの規約違反

最も簡単にアカウント停止になってしまうのが、Amazonの規約違反です。

  • コピー品、偽物販売、模造品の販売
  • 複数アカウントの運用

気をつけたいのが以上の3つのポイントです。コピー品ではなかったとしても、有名ではないブランド商品を販売する際には注意が必要です。場合によってはペナルティを受けてしまう可能性もあります。

法律違反

法律違反をすると、Amazonアカウント停止どころか閉鎖となってしまう可能性もあります。

  • 知的財産権
  • 特定商取引法
  • 商標権
  • 薬事法
  • ポリシー違反

以上5つの法律には特に気をつけるようにしましょう。もしもメーカーからクレームが入った時などは、決して無視をせずまずはすぐに出品を取り下げ、メーカーにメールを送りましょう。

メーカーから連絡が入ったらすぐに出品を取り下げることが大切です。なぜなら、いつまでも出品を取り下げないとAmazonに通報されてしまい、アカウント停止や閉鎖になってしまうためです。

顧客満足度の低下

Amazonのマーケットプレイスでは顧客満足度の指数を見ることが可能です。そして、出品者はこの指数を正常な状態に保つことを求められます。

指数は状態によって、以下のように色が変わります。

  • 良い状態…緑
  • 注意が必要な状態…黄色
  • 悪い状態…赤

Amazonによって定められた目標数値を下回ってしまうと緑から黄色に、黄色から赤にと色が変わります。色が変わったからすぐにAmazonアカウントが停止・閉鎖となることはありません。

しかし、「黄色が2つ、赤が1つ」になるとアカウントが停止となる寸前のため注意しましょう。

キャンセル率

購入された商品が何らかの理由によって購入者に届けられなくなってしまった…そんな時にこのキャンセル率が上昇します。

このキャンセル率は2.5%以上になると黄色となってしまうため、くれぐれも注意が必要です。

予約販売を行なっていたものの期限までに購入者に届けられない、商品は売れたものの在庫が切れていた。こんな時にキャンセル率が上昇します。

出荷遅延率

Amazonはいかに早く購入者に商品を届けるかということに力を注いでいます。そんなAmazonで出荷遅延率が上昇してしまうと、かなり不利になります。

出荷遅延率は4%以上となると黄色となってしまうため、無在庫販売にはくれぐれも気をつけましょう。これはAmazonだけに限ったことではなく、楽天市場やYahoo!ショッピングも無在庫販売を嫌がる傾向にあるとされています。

注文不良率

購入者から返品や不良品がAmazonに申請されると、この注文不良率が高くなってしまいます。注文不良率は1%以下という状態が正常な状態ですが、Amazonマーケットプレイス保証を使われてしまうとかなり評価が下がってしまいます。

もしも購入者から返品や不良品の連絡が来たら、マーケットプレイス保証を利用されてしまう前に対応しましょう。

住所変更依頼

自己配送の場合、購入者から「住所を間違えてしまったので変更したい」という依頼が届くことがあります。

親切心で購入者に指定された新しい住所に変更してしまいそうなところですが、これをするとAmazonのポリシー違反となってしまうため一度購入をキャンセルしてから、正しい住所でもう一度購入してもらえるようお願いしましょう。

停止・閉鎖のAmazonアカウントを復活させる方法

Amazonアカウントが閉鎖された場合、復活させることはほぼ不可能です。

しかし、停止ならばAmazonから送られてくる「改善計画についてのテンプレート」を元に、改善計画書を作成し送ることで復活させることが出来ます。

  • 全ての問題点について説明する
  • 審査中の全ての商品に関する証拠を提出する
  • 資料の一部を丸で囲んだりハイライトしたりして強調する
  • はっきりと、簡潔に説明する

Amazonセラーセントラルの「出品権限を回復するためのパフォーマンス改善計画を作成する」に記載されているガイドラインには以上のようなポイントが記載されています。

このポイントを踏まえて、改善計画書を提出しましょう。

まとめ

Amazonアカウントが停止・閉鎖となってしまう原因や復活方法についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

アカウント停止や閉鎖となる原因は一つではありません。一体なぜアカウントが停止してしまったのか、その原因について考えてながら改善計画書を作ることでアカウントを復活させることが出来ますよ。