iTunesカードを現金化できる?安全に取引するための注意点と方法 カテゴリ:iTunesカード買取, 電子ギフト券, Uncategorized 投稿日:11月 29, 2021 iTunesカードを現金化したいと考えたとき、気になるのが「現金化しても問題はないのか」ということです。商品券、金券を通販サイトやフリーマーケットサイトで販売することが禁止されているケースがあるように、取引の仕方によっては問題が発生するケースも少なくありません。 iTunesカードを現金化する際の注意点と、安全な方法について紹介します。 iTunesカードの現金化は違法なのか 簡単に出品作業が行えることで有名なメルカリでは、現金化ができる金券類の出品は禁止されています。それでは「iTunesカードの現金化自体が違法なのでは?」と考えてしまうかもしれません。 まずは、iTunesカードの現金化が違法かどうかを明確にしておきましょう。 そもそも営利目的でiTunesカードを購入したのでなければ売却するのはOK iTunesカードを自分で使う気はなく、はじめから売るつもりで購入し、転売した場合(営利目的)は違法となる場合があります。 しかし、自分で使う・友人へのプレゼントのつもりでiTunesカードを購入したものの、のちに不要になった場合は、営利目的にはあたらず、転売し現金化するのは違法ではありません。 クレジットカード会社規約違反に注意 営利目的でなければiTunesカードの現金化そのものは違法ではありませんが、注意しなければならない点があります。Appleやクレジットカード会社の規約違反として、とがめられる危険性があるという点です。 上述のとおり、iTunesカードの購入目的が何であるかが問題です。購入目的が転売の場合は、Appleの規約違反になります。また、資金調達目的でクレジットカード決済やスマートフォンのキャリア決済を利用してiTunesカードを購入し、現金化した場合も要注意です。本来のカード利用目的とは異なるため、発覚すれば利用したサービス類が利用停止になることもあります。 具体的には、クレジットカードのキャッシング枠が利用限度額に達した状態でさらに現金が必要になり、ショッピング枠でiTunesカードを大量購入して現金化を図るというような場合です。クレジットカード会社の調査の対象になり、規約違反を問われれば、カードの利用が停止されかねません。 iTunesカードを現金化するときの注意点 使用する目的で購入したが使わなかったiTunesカードを現金化するにはいくつか方法があります。現金化する前に知っておくべき注意点を必ず確認しましょう。 支払いが完了しているのかを確認 iTunesカードの購入にクレジットカードやキャリア決済を利用した場合、支払いが完了していることを必ず確認しましょう。クレジットカードやキャリア決済では、最初にクレジットカード会社や携帯会社が立て替えて支払い、後日精算されています。精算前の段階でも現物が手元にあるため、自分の所有物だと考えがちですが、精算が行われてはじめて自分のものになるのです。 精算がすんでいないのにiTunesカードを現金化しようとすると、「横領罪」に問われる可能性が出てきます。 自分のものではない物品(クレジットカード会社や携帯会社の所有物)を売ろうとしたことになるのですから当然です。 支払いが完了していることを必ず確認してから現金化するようにしましょう。 悪徳業者の存在 ウェブサイト上での現金化は、顔の見えない相手との取引となるため注意が必要です。誠実に売買を行うサイトが多い一方で、悪徳業者も存在します。詐欺や搾取を行う業者もいるのが現状です。 悪徳業者は、換金率を異様に高くしたり(一般的な買取相場は70~85%で、初回のみ少し高めに設定されています)、現金化までの時間を高速化したりして、魅力的にみせるのが手口です。しかし、iTunesカードを搾取され、現金も振り込まれない、個人情報の悪用や漏えいが起こる、というような状況に巻き込まれてしまう場合があるのです。 フリーマーケットサイトやオークションサイトなどの規約の確認 フリーマーケットサイトやオークションサイトを利用する場合は、利用規約をよく確認する必要があります。 ヤフオク!ではiTunesカードの出品はできますが、メルカリでは出品禁止となっているように、運営サイトによって利用できない場合があるため、必ず確認が必要です。 出品はできても「手元に現物があること」や「決済方法の指定」があるなど、確認すべき詳細項目が多数あります。利用する場合は利用規約を熟読しましょう。 個人取引の危険性 個人取引をする場合、自分が加害者になってしまうことがあります。 どこかで購入したiTunesカードが不正に入手されたものであったり不正に発行されたものであったりして、実情を知らずにそのカードを売却した場合、取引相手からみれば加害者と認識されてしまいます。不正なカードと知らずに購入した自分も被害者であるといえますが、売却したという事実があるために、加害者の扱いになる可能性があるのです。 現金化するということは、正当な取引によって品物を販売するということです。現金を受け取ると同時に責任も発生します。公式・公認ショップ以外の場所で購入したiTunesカードを現金化する際は、危険性が潜んでいることを認識しておかなくてはなりません。 安全に現金化できるのはどこ? iTunesカードを現金化するなら安心・安全は大切なポイントです。 早い手続きと入金、換金率が良いことなどを総合して考えたとき、おすすめできるのはiTunesカードをはじめプリペイドカードを専門に扱っている買取専門業者です。 買取業者との取引方法は多数ありますので、さまざまなところをチェックしましょう。 買取サイトをチェック 買取を専門に行っているサイトでは、iTunesカードを現金化するのに最適な取引先だといえます。しかし、先述したように、買取サイトのなかには悪徳業者が潜んでいることがあります。必ず複数の買取サイトを確認しましょう。口コミやレビューを参考にすることも大切ですが、買取方法や価格の情報、会社概要などを読み、きちんと確認することも必要です。 買取サイトでチェックしたいポイントは下記のとおりです。 実績があること サイトの運営年数 ヘルプサポートの有無 買取専門店に必要な古物商許可証 古物商許可証は通常、サイト内メニューに表示されている「運営者情報」から確認できます。運営者情報には会社の情報も記載されています。 もし記載がない場合は、悪徳業者である可能性が極めて高いです。というのも、古物商許可証は中古品売買を行うために警察署から発行される正式な許可証になります。 例えば、中古品を扱っているリサイクルショップやカー用品店などは必ず店舗内の見える箇所に古物商許可証が掲示してあるはずです。 これはオンラインで取引を行う買取サイトでも同じ扱いになります。iTunesカードなどのプリペイドカードは使用の有無に関係なく、購入された時点で中古品扱いになり、取引をする際は必ず許可証の発行が必要になるということです。 なので、店舗買取業者もしくは買取サイトにてiTunesカードを売買するときは、買取率を確認するのではなく、運営者情報を確認した上で古物商許可証が明記されているかをチェックしましょう。 買取専門サイトの買取デラックスでは、チェックしたい運営者情報がわかりやすく記載されています。ぜひ参考にしてみてください。 換金率、現金化のスピードなどを比較 買取をしてもらうためには、換金率と現金化のスピードも重要です。オークションサイトのように換金率は良いが入金されるまでに1~2週間かかるのでは、現金化したくてもスピード感に欠けます。また、悪徳業者のように換金率が異様に高い場合は注意しなければなりません。 比較するために、買取サイトで優良と思われるところを複数選んでみましょう。買取サイトは365日24時間営業であることが多く、現金化のスピードも早いです。振込まで60分というところもあります。自分にとってもっとも良いと判断できるところを選びましょう。 評判も確認 iTunesカードを安全に現金化するためには、買取サイトの利用者の声を聞くことも大切です。口コミやレビューを参考にすることをおすすめします。 ただし、良い評価だけを見ていては判断することが難しいでしょう。良くないと評価されている部分も必ず読んでみましょう。正直なコメントや利用した際の不都合が書かれています。現金化をするにあたって大きな損をしないためにも他者の声に耳を傾けてみることも大切です。 詳細はこちらの記事をご覧ください。 iTunesカードを売りたい!売るときに損をしないための買取サイトの活用法と注意点 まとめ:事前に注意点をよく理解しておく iTunesカードや金券などを最初から換金目的で購入することは、違法性が高い行為とみなされます。いいかえれば、クレジットカードの現金化と同じ行為です。クレジットカード会社からの規約違反とみなされれば、クレジットカードの使用停止処分を受ける可能性もあるため、注意が必要です。それでも、使うつもりで買ったものが不要になった、知り合いからもらったが使わないなど、手元に残ったままのiTunesカードは賢く現金化することを考えましょう。大切なのはどういう行為が違法となり、どこに注意を払って取引すべきかを理解しておくことです。 とくに古物商許可証が提示されているかどうかは、必ず確認するようにしましょう。売る側が注意する点は、違法性かどうかも大事ですが取引先が悪徳業者でないことが前提になります。また、オンライン上で悪徳業者の手口に引っかかってしまうと100%被害を取り戻すことはなかなか難しいです。 なので現金化を考える前に、注意点を考慮してから取引先を探しましょう。 iTunesカード買取の最近の投稿 フリマサイトやリサイクルショップで意外に売れるものとは? Appleギフトカードの買取は無料で利用できる?買取までの流れも詳しく紹介 楽天ポイントギフトカードのメリット7つと、利用する際の注意点を解説 Amazonほしい物リストとは?使い道・作り方・注意点を分かりやすく解説
カテゴリ:iTunesカード買取, 電子ギフト券, Uncategorized 投稿日:11月 29, 2021 iTunesカードを現金化したいと考えたとき、気になるのが「現金化しても問題はないのか」ということです。商品券、金券を通販サイトやフリーマーケットサイトで販売することが禁止されているケースがあるように、取引の仕方によっては問題が発生するケースも少なくありません。 iTunesカードを現金化する際の注意点と、安全な方法について紹介します。 iTunesカードの現金化は違法なのか 簡単に出品作業が行えることで有名なメルカリでは、現金化ができる金券類の出品は禁止されています。それでは「iTunesカードの現金化自体が違法なのでは?」と考えてしまうかもしれません。 まずは、iTunesカードの現金化が違法かどうかを明確にしておきましょう。 そもそも営利目的でiTunesカードを購入したのでなければ売却するのはOK iTunesカードを自分で使う気はなく、はじめから売るつもりで購入し、転売した場合(営利目的)は違法となる場合があります。 しかし、自分で使う・友人へのプレゼントのつもりでiTunesカードを購入したものの、のちに不要になった場合は、営利目的にはあたらず、転売し現金化するのは違法ではありません。 クレジットカード会社規約違反に注意 営利目的でなければiTunesカードの現金化そのものは違法ではありませんが、注意しなければならない点があります。Appleやクレジットカード会社の規約違反として、とがめられる危険性があるという点です。 上述のとおり、iTunesカードの購入目的が何であるかが問題です。購入目的が転売の場合は、Appleの規約違反になります。また、資金調達目的でクレジットカード決済やスマートフォンのキャリア決済を利用してiTunesカードを購入し、現金化した場合も要注意です。本来のカード利用目的とは異なるため、発覚すれば利用したサービス類が利用停止になることもあります。 具体的には、クレジットカードのキャッシング枠が利用限度額に達した状態でさらに現金が必要になり、ショッピング枠でiTunesカードを大量購入して現金化を図るというような場合です。クレジットカード会社の調査の対象になり、規約違反を問われれば、カードの利用が停止されかねません。 iTunesカードを現金化するときの注意点 使用する目的で購入したが使わなかったiTunesカードを現金化するにはいくつか方法があります。現金化する前に知っておくべき注意点を必ず確認しましょう。 支払いが完了しているのかを確認 iTunesカードの購入にクレジットカードやキャリア決済を利用した場合、支払いが完了していることを必ず確認しましょう。クレジットカードやキャリア決済では、最初にクレジットカード会社や携帯会社が立て替えて支払い、後日精算されています。精算前の段階でも現物が手元にあるため、自分の所有物だと考えがちですが、精算が行われてはじめて自分のものになるのです。 精算がすんでいないのにiTunesカードを現金化しようとすると、「横領罪」に問われる可能性が出てきます。 自分のものではない物品(クレジットカード会社や携帯会社の所有物)を売ろうとしたことになるのですから当然です。 支払いが完了していることを必ず確認してから現金化するようにしましょう。 悪徳業者の存在 ウェブサイト上での現金化は、顔の見えない相手との取引となるため注意が必要です。誠実に売買を行うサイトが多い一方で、悪徳業者も存在します。詐欺や搾取を行う業者もいるのが現状です。 悪徳業者は、換金率を異様に高くしたり(一般的な買取相場は70~85%で、初回のみ少し高めに設定されています)、現金化までの時間を高速化したりして、魅力的にみせるのが手口です。しかし、iTunesカードを搾取され、現金も振り込まれない、個人情報の悪用や漏えいが起こる、というような状況に巻き込まれてしまう場合があるのです。 フリーマーケットサイトやオークションサイトなどの規約の確認 フリーマーケットサイトやオークションサイトを利用する場合は、利用規約をよく確認する必要があります。 ヤフオク!ではiTunesカードの出品はできますが、メルカリでは出品禁止となっているように、運営サイトによって利用できない場合があるため、必ず確認が必要です。 出品はできても「手元に現物があること」や「決済方法の指定」があるなど、確認すべき詳細項目が多数あります。利用する場合は利用規約を熟読しましょう。 個人取引の危険性 個人取引をする場合、自分が加害者になってしまうことがあります。 どこかで購入したiTunesカードが不正に入手されたものであったり不正に発行されたものであったりして、実情を知らずにそのカードを売却した場合、取引相手からみれば加害者と認識されてしまいます。不正なカードと知らずに購入した自分も被害者であるといえますが、売却したという事実があるために、加害者の扱いになる可能性があるのです。 現金化するということは、正当な取引によって品物を販売するということです。現金を受け取ると同時に責任も発生します。公式・公認ショップ以外の場所で購入したiTunesカードを現金化する際は、危険性が潜んでいることを認識しておかなくてはなりません。 安全に現金化できるのはどこ? iTunesカードを現金化するなら安心・安全は大切なポイントです。 早い手続きと入金、換金率が良いことなどを総合して考えたとき、おすすめできるのはiTunesカードをはじめプリペイドカードを専門に扱っている買取専門業者です。 買取業者との取引方法は多数ありますので、さまざまなところをチェックしましょう。 買取サイトをチェック 買取を専門に行っているサイトでは、iTunesカードを現金化するのに最適な取引先だといえます。しかし、先述したように、買取サイトのなかには悪徳業者が潜んでいることがあります。必ず複数の買取サイトを確認しましょう。口コミやレビューを参考にすることも大切ですが、買取方法や価格の情報、会社概要などを読み、きちんと確認することも必要です。 買取サイトでチェックしたいポイントは下記のとおりです。 実績があること サイトの運営年数 ヘルプサポートの有無 買取専門店に必要な古物商許可証 古物商許可証は通常、サイト内メニューに表示されている「運営者情報」から確認できます。運営者情報には会社の情報も記載されています。 もし記載がない場合は、悪徳業者である可能性が極めて高いです。というのも、古物商許可証は中古品売買を行うために警察署から発行される正式な許可証になります。 例えば、中古品を扱っているリサイクルショップやカー用品店などは必ず店舗内の見える箇所に古物商許可証が掲示してあるはずです。 これはオンラインで取引を行う買取サイトでも同じ扱いになります。iTunesカードなどのプリペイドカードは使用の有無に関係なく、購入された時点で中古品扱いになり、取引をする際は必ず許可証の発行が必要になるということです。 なので、店舗買取業者もしくは買取サイトにてiTunesカードを売買するときは、買取率を確認するのではなく、運営者情報を確認した上で古物商許可証が明記されているかをチェックしましょう。 買取専門サイトの買取デラックスでは、チェックしたい運営者情報がわかりやすく記載されています。ぜひ参考にしてみてください。 換金率、現金化のスピードなどを比較 買取をしてもらうためには、換金率と現金化のスピードも重要です。オークションサイトのように換金率は良いが入金されるまでに1~2週間かかるのでは、現金化したくてもスピード感に欠けます。また、悪徳業者のように換金率が異様に高い場合は注意しなければなりません。 比較するために、買取サイトで優良と思われるところを複数選んでみましょう。買取サイトは365日24時間営業であることが多く、現金化のスピードも早いです。振込まで60分というところもあります。自分にとってもっとも良いと判断できるところを選びましょう。 評判も確認 iTunesカードを安全に現金化するためには、買取サイトの利用者の声を聞くことも大切です。口コミやレビューを参考にすることをおすすめします。 ただし、良い評価だけを見ていては判断することが難しいでしょう。良くないと評価されている部分も必ず読んでみましょう。正直なコメントや利用した際の不都合が書かれています。現金化をするにあたって大きな損をしないためにも他者の声に耳を傾けてみることも大切です。 詳細はこちらの記事をご覧ください。 iTunesカードを売りたい!売るときに損をしないための買取サイトの活用法と注意点 まとめ:事前に注意点をよく理解しておく iTunesカードや金券などを最初から換金目的で購入することは、違法性が高い行為とみなされます。いいかえれば、クレジットカードの現金化と同じ行為です。クレジットカード会社からの規約違反とみなされれば、クレジットカードの使用停止処分を受ける可能性もあるため、注意が必要です。それでも、使うつもりで買ったものが不要になった、知り合いからもらったが使わないなど、手元に残ったままのiTunesカードは賢く現金化することを考えましょう。大切なのはどういう行為が違法となり、どこに注意を払って取引すべきかを理解しておくことです。 とくに古物商許可証が提示されているかどうかは、必ず確認するようにしましょう。売る側が注意する点は、違法性かどうかも大事ですが取引先が悪徳業者でないことが前提になります。また、オンライン上で悪徳業者の手口に引っかかってしまうと100%被害を取り戻すことはなかなか難しいです。 なので現金化を考える前に、注意点を考慮してから取引先を探しましょう。
iTunesカードを現金化したいと考えたとき、気になるのが「現金化しても問題はないのか」ということです。商品券、金券を通販サイトやフリーマーケットサイトで販売することが禁止されているケースがあるように、取引の仕方によっては問題が発生するケースも少なくありません。
iTunesカードを現金化する際の注意点と、安全な方法について紹介します。
iTunesカードの現金化は違法なのか
簡単に出品作業が行えることで有名なメルカリでは、現金化ができる金券類の出品は禁止されています。それでは「iTunesカードの現金化自体が違法なのでは?」と考えてしまうかもしれません。
まずは、iTunesカードの現金化が違法かどうかを明確にしておきましょう。
そもそも営利目的でiTunesカードを購入したのでなければ売却するのはOK
iTunesカードを自分で使う気はなく、はじめから売るつもりで購入し、転売した場合(営利目的)は違法となる場合があります。
しかし、自分で使う・友人へのプレゼントのつもりでiTunesカードを購入したものの、のちに不要になった場合は、営利目的にはあたらず、転売し現金化するのは違法ではありません。
クレジットカード会社規約違反に注意
営利目的でなければiTunesカードの現金化そのものは違法ではありませんが、注意しなければならない点があります。Appleやクレジットカード会社の規約違反として、とがめられる危険性があるという点です。
上述のとおり、iTunesカードの購入目的が何であるかが問題です。購入目的が転売の場合は、Appleの規約違反になります。また、資金調達目的でクレジットカード決済やスマートフォンのキャリア決済を利用してiTunesカードを購入し、現金化した場合も要注意です。本来のカード利用目的とは異なるため、発覚すれば利用したサービス類が利用停止になることもあります。
具体的には、クレジットカードのキャッシング枠が利用限度額に達した状態でさらに現金が必要になり、ショッピング枠でiTunesカードを大量購入して現金化を図るというような場合です。クレジットカード会社の調査の対象になり、規約違反を問われれば、カードの利用が停止されかねません。
iTunesカードを現金化するときの注意点
使用する目的で購入したが使わなかったiTunesカードを現金化するにはいくつか方法があります。現金化する前に知っておくべき注意点を必ず確認しましょう。
支払いが完了しているのかを確認
iTunesカードの購入にクレジットカードやキャリア決済を利用した場合、支払いが完了していることを必ず確認しましょう。クレジットカードやキャリア決済では、最初にクレジットカード会社や携帯会社が立て替えて支払い、後日精算されています。精算前の段階でも現物が手元にあるため、自分の所有物だと考えがちですが、精算が行われてはじめて自分のものになるのです。
精算がすんでいないのにiTunesカードを現金化しようとすると、「横領罪」に問われる可能性が出てきます。
自分のものではない物品(クレジットカード会社や携帯会社の所有物)を売ろうとしたことになるのですから当然です。
支払いが完了していることを必ず確認してから現金化するようにしましょう。
悪徳業者の存在
ウェブサイト上での現金化は、顔の見えない相手との取引となるため注意が必要です。誠実に売買を行うサイトが多い一方で、悪徳業者も存在します。詐欺や搾取を行う業者もいるのが現状です。
悪徳業者は、換金率を異様に高くしたり(一般的な買取相場は70~85%で、初回のみ少し高めに設定されています)、現金化までの時間を高速化したりして、魅力的にみせるのが手口です。しかし、iTunesカードを搾取され、現金も振り込まれない、個人情報の悪用や漏えいが起こる、というような状況に巻き込まれてしまう場合があるのです。
フリーマーケットサイトやオークションサイトなどの規約の確認
フリーマーケットサイトやオークションサイトを利用する場合は、利用規約をよく確認する必要があります。
ヤフオク!ではiTunesカードの出品はできますが、メルカリでは出品禁止となっているように、運営サイトによって利用できない場合があるため、必ず確認が必要です。
出品はできても「手元に現物があること」や「決済方法の指定」があるなど、確認すべき詳細項目が多数あります。利用する場合は利用規約を熟読しましょう。
個人取引の危険性
個人取引をする場合、自分が加害者になってしまうことがあります。
どこかで購入したiTunesカードが不正に入手されたものであったり不正に発行されたものであったりして、実情を知らずにそのカードを売却した場合、取引相手からみれば加害者と認識されてしまいます。不正なカードと知らずに購入した自分も被害者であるといえますが、売却したという事実があるために、加害者の扱いになる可能性があるのです。
現金化するということは、正当な取引によって品物を販売するということです。現金を受け取ると同時に責任も発生します。公式・公認ショップ以外の場所で購入したiTunesカードを現金化する際は、危険性が潜んでいることを認識しておかなくてはなりません。
安全に現金化できるのはどこ?
iTunesカードを現金化するなら安心・安全は大切なポイントです。
早い手続きと入金、換金率が良いことなどを総合して考えたとき、おすすめできるのはiTunesカードをはじめプリペイドカードを専門に扱っている買取専門業者です。
買取業者との取引方法は多数ありますので、さまざまなところをチェックしましょう。
買取サイトをチェック
買取を専門に行っているサイトでは、iTunesカードを現金化するのに最適な取引先だといえます。しかし、先述したように、買取サイトのなかには悪徳業者が潜んでいることがあります。必ず複数の買取サイトを確認しましょう。口コミやレビューを参考にすることも大切ですが、買取方法や価格の情報、会社概要などを読み、きちんと確認することも必要です。
買取サイトでチェックしたいポイントは下記のとおりです。
古物商許可証は通常、サイト内メニューに表示されている「運営者情報」から確認できます。運営者情報には会社の情報も記載されています。
もし記載がない場合は、悪徳業者である可能性が極めて高いです。というのも、古物商許可証は中古品売買を行うために警察署から発行される正式な許可証になります。
例えば、中古品を扱っているリサイクルショップやカー用品店などは必ず店舗内の見える箇所に古物商許可証が掲示してあるはずです。
これはオンラインで取引を行う買取サイトでも同じ扱いになります。iTunesカードなどのプリペイドカードは使用の有無に関係なく、購入された時点で中古品扱いになり、取引をする際は必ず許可証の発行が必要になるということです。
なので、店舗買取業者もしくは買取サイトにてiTunesカードを売買するときは、買取率を確認するのではなく、運営者情報を確認した上で古物商許可証が明記されているかをチェックしましょう。
買取専門サイトの買取デラックスでは、チェックしたい運営者情報がわかりやすく記載されています。ぜひ参考にしてみてください。
換金率、現金化のスピードなどを比較
買取をしてもらうためには、換金率と現金化のスピードも重要です。オークションサイトのように換金率は良いが入金されるまでに1~2週間かかるのでは、現金化したくてもスピード感に欠けます。また、悪徳業者のように換金率が異様に高い場合は注意しなければなりません。
比較するために、買取サイトで優良と思われるところを複数選んでみましょう。買取サイトは365日24時間営業であることが多く、現金化のスピードも早いです。振込まで60分というところもあります。自分にとってもっとも良いと判断できるところを選びましょう。
評判も確認
iTunesカードを安全に現金化するためには、買取サイトの利用者の声を聞くことも大切です。口コミやレビューを参考にすることをおすすめします。
ただし、良い評価だけを見ていては判断することが難しいでしょう。良くないと評価されている部分も必ず読んでみましょう。正直なコメントや利用した際の不都合が書かれています。現金化をするにあたって大きな損をしないためにも他者の声に耳を傾けてみることも大切です。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
iTunesカードを売りたい!売るときに損をしないための買取サイトの活用法と注意点
まとめ:事前に注意点をよく理解しておく
iTunesカードや金券などを最初から換金目的で購入することは、違法性が高い行為とみなされます。いいかえれば、クレジットカードの現金化と同じ行為です。クレジットカード会社からの規約違反とみなされれば、クレジットカードの使用停止処分を受ける可能性もあるため、注意が必要です。それでも、使うつもりで買ったものが不要になった、知り合いからもらったが使わないなど、手元に残ったままのiTunesカードは賢く現金化することを考えましょう。大切なのはどういう行為が違法となり、どこに注意を払って取引すべきかを理解しておくことです。
とくに古物商許可証が提示されているかどうかは、必ず確認するようにしましょう。売る側が注意する点は、違法性かどうかも大事ですが取引先が悪徳業者でないことが前提になります。また、オンライン上で悪徳業者の手口に引っかかってしまうと100%被害を取り戻すことはなかなか難しいです。
なので現金化を考える前に、注意点を考慮してから取引先を探しましょう。